他局の自作品の紹介

(最終更新 2000.09.11)


 自作品を紹介するホームページを上げていますと、私もこのようなものを自作していますと、メールで紹介していただくことがあります。

 ご本人がホームページをお持ちですと、その中で紹介していただけるんですが、ホームページを作られていない場合は、せっかくの自作品が日の目を見ないことになります。

 このコーナーでは、そのような作品を中心に、わたしのホームページでご紹介することにしました。もちろんご本人の了解を得てのご紹介です。



 JI0ISZ局(山田道夫さん)の自作品 


※左の写真をクリックすると、それぞれの拡大写真を見ることができます。

SWR計外観

SWR計内部

 左の写真は、JI0ISZ山田道夫さんが自作されたSWR計です。メーカー製と見間違える程の出来映えです。

   最初にストリップライン方式(写真左)を自作されたそうで、ストリップラインが長すぎたため、上限周波数は144MHZまでとのことです。ただし、そのお陰で7MHZ帯10Wでの測定が可能だったそうです。

 写真右のSWR計は、トロイダルコアを使用したCMカプラー式のSWR計です。前作のストリップライン方式の結合ライン長さによる特性変化が気になり、CMカプラー式のもの作られたようです。

 ケースはストリップライン方式が真鍮板を加工、トロイダルコア使用のCMカプラー式が、ジャンクのアルミくり抜きケースを改造したものを、それぞれ使用されているとのことでした。



ディップメーター外観

ディップメーター内部

 左の写真は、同じくJI0ISZ山田道夫さんが自作されたディップメータです。右のものが使用周波数5〜310MHZのディップメーター、これには液晶カウンターが内蔵されています。また、左のものがダイヤル直読式で、使用周波数は20〜250MHZだそうです。

 実は山田さんとのメールのやりとりは、このディップメーターに内蔵している液晶カウンターに関する質問から始まりました。私と同じタイプ(秋月電子キット)の液晶カウンターを使おうとして、うまく動作しなかったようで、考えられる原因と桁表示改造に関する質問がありました。

 動作不良については、ちょっとした回路的ミス(基板を改造されたため)ということで解決しました。また桁改造についても、こちらから送った図面をもとに回路変更をされ、現在は非常に快適に動作しているということでした。



ヘンテナ外観  最後に、このようなものも自作していますと、ついでに送っていただいたアンテナの写真です。430MHZ用の12ELヘンテナで、試行錯誤の末、完成しましたとのコメントをいただいています。

 なんでもメーカー製に頼る昨今の風潮に、このようなアマチュア局がいることは心強い限りです。今後とも自作にがんばっていただきたいものです。



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