QRP運用を始めて間もなくのことでした。BY(中国)のクラブステーションのYL局相手にコンタクトをしました。こちらからダイレクトでQSLカード等を送って間もなく、このBYクラブステーションからQSLカードが到着しました。この返信封筒にはきれいな記念切手が貼ってありました。私はそれを見て、こりゃきれいだと感心してしまいました。さすが女性オペレーターです。細やかな心づかいが感じられました。
実はこれがヒントになり、それ以来、こちらからDX局に送る封筒には、できるだけきれいな記念切手を貼って送るようにしました。私が気づいたように、受け取った相手局も気がつくようで、送られてくる封筒には、相手の国の美しい記念切手が貼られてくるようになりました。
記念切手も普通の色気のない国内切手(すみません郵政省さん)も、支払うお金は同じですから、記念切手を貼っても負担増にはなりません。そのような訳で、これはと思う記念切手が発売されますと、まとめて購入し、DX局宛の封筒に貼って送っています。もしダイレクトで送るような場合は、一度試してみてください。相手局が気づけば、きっと美しい記念切手を貼って返してくるはずです。
世界各国のアマチュア無線局から送っていただいた美しい記念切手、せっかくのご厚意ですので、このコーナーでご紹介することにしました。
中国(BY)から送られてきた美しい記念切手
(これを見て、こちらからも記念切手を貼って送るようにした)
(プリフィクッス A〜E)
★ AP(パキスタン)
★ BV(台湾)
★ BY(中国)
★ CE(チリ)
★ CT(ポルトガル)
★ CX(ウルグァイ)
★ DL(ドイツ)
★ DU(フィリピン)
★ EA(スペイン)
★ ES(エストニア)
(プリフィクッス F〜J)
★ F(フランス)
★ FO(ポリネシア)
★ FW(ワリス)
★ G(イギリス)、GW(ウエルズ)
★ HA(ハンガリー)
★ HB(スイス)
これは珍しい。スイスでは個人の切手が作れるんでしょうか。コールサイン入り切手です。
★ HC(エクアドル)
★ HL(韓国)
★ HS(タイ)
★ I(イタリア)
★ JT(モンゴル)
(プリフィクッス L〜S)
★ LA(ノルウェイ)
★ LU(アルゼンチン)
★ LX(ルクセンブルグ)
★ LZ(ブルガリア)
★ OE(オーストリア)
★ OH(フィンランド)
★ OK、OM(チェコ.スロバキア)
★ ON(ベルギー)
★ OZ(デンマーク)
★ PA(オランダ)
★ PY(ブラジル)
★ SM(スウェーデン)
★ SP(ポーランンド)
★ SV(ギリシャ)
★ S53(スロベニア)
(プリフィクッス T〜V)
★ T30(キリバス)
★ T77(サンマリノ)
★ T95(ボスニアヘルチェコビナ)
★ UA(ロシア) ※旧ソ連圏含む
★ VE(カナダ)
★ VK(オーストラリア)
★ VS(香港)
★ VU(インド)
★ V63(ミクロネシア)
★ V73(マーシャル群島)
★ V85(ブルネイ)
(プリフィクッス W〜9)
★ W(アメリカ合衆国)
★ XU(カンボジア)
★ XW(ラオス)
★ YC(インドネシア)
★ YO(ルーマニア)
★ YU(ユーゴスラビア)
★ ZL(ニュージランド)
★ ZP(パラグァイ)
★ ZS(南アフリカ)
★ 3W(ベトナム)
★ 4S(スリランカ)
★ 4X(イスラエル)
★ 5B(キプロス)
★ 5Z(ケニア)
★ 9K(クウェイト)
★ 9M(マレーシア)
★ 9V(シンガポール)
さてご覧になっての感想はいかがでしたか? 実はこのコーナーを上げてから、数人の方からメールが入りました。そのメールの内容は、外国の切手の珍しさとその美しさを讃えるものがほとんどでした。○○の国のものが一番いいとのコメントがあるものもありました。お断りしておきますが、これはあくまで私のところに返ってきた封筒に貼ってあったものの掲載です。ここにあるものが、それぞれの国々のすべてではありません。むしろ、ほんの一部分と思っていただいた方がいいと思います。
現在このコーナーだけで容量が1MBを超過しています。最初はもっと大きかったんですが、あまりにも大きいため、スキャナで取り込んだ後、圧縮率を上げてファイル化しました。その関係上、色合いが原本とかなり異なっています。本物の切手の色はもっと鮮やかで美しいものです。