ラジオソフトHDSDRの導入

(最終更新 2019.02.19)


 前のコーナーではSDR#の導入方法についてご紹介しましたが、引き続きこのページでは、もう一つのラジオ ソフトHDSDRの導入方法についてご紹介します。

 前項で紹介したSDR#や今回紹介するHDSDRは、表示される画面は受信シグナルがスペアナ状の表示に なっており、いかにもディジタル制御の受信機という画面構成です。

 受信可能周波数は使用されているUSBスティックのチューナーICによりますが、R820T2の場合は 24MHZ〜1766MHZの超広帯域の連続周波数可変が可能です。かてて加えて復調可能モードは(AM).(FM).(WFM). (LSB).(USB).(CW).の各モードの設定が可能です。

 このようなすばらしい機能を持ったラジオソフトがフリーソフトですので、利用しない手はありません。 以上前置きが長くなりましたが、以降HDSDRソフトのダウンロードとパソコンへのインストール方法について ご紹介します。


  ラジオソフトHDSDRのダウンロードとインストール


 前項までの作業でダウンロードファイルの置き場所の準備が完了し、ファイルの解凍作業もできる環境が整っていますので、 早速ダウンロード等の方法についてご説明します。まず下記のダウンロードサイトをクリックしHDSDRのホームページへ移動し 、以降は下記画面の操作を順次実施してください。

ラジオソフトHDSDRのダウンロードサイト

HDSDRのホームページ

 

 

   

 

 以上の操作でHDSDRのインストールは完了しています。え!たったこれだけで終わりと思われたかもしれませんが、実はこれだけでは HDSDRは動作しません。

 ExtIO_RTL2832.dllというファイルをWindowsのプログラムファイルズの中のHDSDRのフォルダーに入れる必要があります。以下この dllファイルのダウンロードと組込みについて説明します。まず下記のダウンロードサイトをクリックし、以降は下記画面の操作を順次 実行してください。

ExtIO_RTL2832.dllのダウンロードサイト

ExtIO_RTL2832.dllのダウンロードサイト

 

 

   

 

 インストールが正常に終了していれば、上記のようなHDSDRの画面がでてくるはずです。詳しい使い方についてはSDR#と同じく 、詳しい操作説明のあるサイトを下記にご紹介します。今回インストールしたソフトが最新バージョンですので、若干画面等が 違う部分もあると思われますが、大筋は変わらないと思います。(※ここでも全くの他力本願ですみません) 

HDSDRの使い方に関する詳細説明があるサイト

ICAS Enterprisesのサイト


  HDSDRでの受信状態の動画をYouTubeにアップロード

 画面を見ただけでは分かりづらいと思いますので、実際に動作しているパソコン画面をビデオカメラで撮影しYouTubeにアップロードしました。 百聞は一見にしかず、どうぞご覧ください。

 動画撮影しているのは、BC帯のAMラジオ放送受信→3.5MHZSSBアマチュア通信受信→7MHZのSSBアマチュア通信受信→9〜10MHZ付近の 信号受信→27MHZのCBバンドの受信→80MHZ帯FM放送受信→145MHZ帯アマチュア無線通信受信→432MHZ帯アマチュア無線通信受信→ 3.6MHZ帯の気象FAX通信受信→137MHZ帯気象衛星NOAAの信号受信の順に紹介しています

 BC帯のAMラジオ放送受信から9〜10MHZ付近の信号受信までは、USBスティックの受信可能周波数範囲外(※下限は24MHZ)になりますので、 信号を100MHZアップさせるコンバーターを併用しての受信になっています。

YouTubeにアップしている動画

YouTubeのサイト

 


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