21(50)MHZ DX condition情報

(2023.12.27)


 実に約18年ぶり(※前回最終更新2003.10.08)の更新になります。サイクル24の時には、あちこちに出かけ無線は放置状態でした。ここ2年間ほどコロナ禍により、全く出かけることも無くなりました。

 ちょうどそのような時にアンテナ関係の作業をしました。整備の終わったアンテナの性能評価のためワッチしますと、結構コンディションが上がっているような感じがしました。そういえばサイクル25が近づいているのでは思い調べてみました。

 サイクル25に関しては、次のホームページが参考になりました。月間FBニュースホームページ  この記事の予測によりますと、サイクル25のピークは2025年7月頃、また2024年から2027年間がグッドコンディションと予想されています。

 更にコンディション的には2021年くらいから少しづつ上がり始める予測になってます。わたしにとっても、このサイクル25が人生最後のチャンスになると思われます。このようなことから、ぼちぼちワッチの回数を増やしてみようと思っています。気が向いた時のワッチと報告ですので、あてにはなりませんが時々覗いてみてください。




 ★ 2023年12月27日(水曜日) 


 今年最後の更新になります。昨日(2023.12.26)フインランドのOH6NVC局からのQSLカードが到着しました。この局とのコンタクト内容は本ページ下の方にある2023年5月21日付け欄で詳しく紹介しています。OH6NVC MikaさんはQRP局に興味があったようで、一生懸命当局の弱い信号聞きとっていただきました。

 もらったシグナルリポートは3/3でした。何度かのやり取りはありましたが、何とか当局のコールサインを確認していただきました。サイクル25の影響が出だしますと、過去の経験からフインランドはもっと楽にコンタクトが出来ると思います。せっかくQSLカードを送っていただきましたので下記でご紹介します。

 なお、10月16日以降のコンタクト実績は下表のとおりです。10月28日のコンテスト以降はコンディションが悪く、ほとんどDX局が聞こえてきませんでした。


 OH6NVC局のアンテナをQRZ.COMで確認したところ、15mバンドは6EL×3(42mHi)で運用されているようです。北欧の局はビッグアンテナの局が沢山おられます。今回も相手局のアンテナ(6EL×3)に助けられてのコンタクト成立だったと思われます。一説ではサイクル25のピークは2025年頃ではないかと言われています。過去の経験からサイクルのピークの前年位から、時々急激なコンディションアップが出始めますので来年は目が離せない年のなると思います。

 ところで今回のQSLカードの到着の件ですが、わたしはこのOH6NVC局のように大変お世話になった局にはSASEダイレクトでQSLカードを送っています。そのような場合はコンタクト後ただちにQSLカードを発送しています。このOH6NVC局にもコンタクト翌日には発送していたと思います。相手局には1週間以内に到着しますので、直ちに返送していただければ早くて2週間以内には相手局のQSLカードが手元に送られてきます。

 今回のケースでは約7か月後のクリスマスシーズンにQSLカードが返送されてきました。考えすぎかもしれませんが、ひょっとしたらオペレーターのMika(ミカ)さんは、クリスマスに合わせてクリスマスプレゼントとしてQSLカードを送ってくれたのかもしれません。とりあえず昨日 E-Mail でQSLカードを受け取った旨の連絡を入れておきました。


 




 ★ 2023年10月10日(火曜日) 


 10月に入ってめっきり涼しくなってきました。約2か月ぶりにこのコーナーの更新をします。8月12日以降の更新リストは下記の通りです。見ての通りDX局との交信はほんのわずかです。結論からいいますとDX関係のコンディションは全くといっていいほどバットコンディションでした。一番遠方の局は9月10日のフインランドのOH5TS局とロシア(サンクトペテルブルグ)のRU1Aくらいです。

 これも大きくコンディションが上がっていたということではなく、コンテストでのコンタクトで、普通なら取ってもらえないところを何とか拾ってもらったということだと思います。しかしながら、コンテストとはいえ3Wでコールしコールサインやコンテストナンバーがちゃんと交換できていますので、正式のコンタクト成立ではあると思います。

 サイクル25の関係でいいますと、わたしがワッチした限りでは、この2か月間その影響はほとんど感じられませんでした。10月8日だったと思いますが、カルフォルニアから出ておられた日本人オペレーターの局が聞こえていました。しかしそのシグナルは非常に弱く、コンタクトするには100Wくらい出さないと届かないように感じました。

 コンディションが上がったりサイクルの影響が出ると、アメリカの西海岸やカナダの局が5/9+で聞こえてきます。そのような状況ではありませんので、QRP局の出番はなく、もう少し待つ必要がありそうです。

 前回報告の2023年8月11日以降のコンタクト実績は下記のとおりです。


 コンタクトリストの一番最後の北海道釧路のJR8FNO鈴木さんとのコンタクトですが、この局はゆっくりお話をされる、昔のコンタクトスタイルのOMさんです。わたし自身は「シグナルリポート5/9、カードビューロー、ハイサヨナラ」タイプのコンタクトは苦手で、ついつい昔スタイルのコンタクト相手を探してコンタクトをしています。

 そのようなことから、このOMさんとは今回で6回目のコンタクトになったようです。この局は高さ13mの4EL八木アンテナを設置されており、当局の弱いQRPのシグナルでも拾い上げていただけます。そのようなことから機会があればヤエスのFT-817の5Wでコンタクトを開始し、順次パワーを下げて0.5Wでコンタクトが可能かを試してみたいと思っていました。

 10月7日のコンタクト当日は北海道方面が開けていたようで、鈴木OMのシグナルが5/9+で入感していました。チャンス到来とビデオカメラで撮影しながら5Wでコールしました。期待通り即座にコールバックがあり5/7のシグナルリポートが返ってきました。その後5W→2.5W→1W→0.5Wとパワーを下げて、それぞれのシグナルリポートを送っていただきました。

 結果は相手局の4EL八木アンテナとFBなコンディションに助けられ0.5Wでもコンタクトが可能でした。ここで説明するよりコンタクト動画を見ていただく方が理解が早いと考え、コンタクト内容をビデオ撮影したものをYouTubeにアップロードしました。下記でリンクさせていますのでご覧ください。

 なおコンタクトビデオをYou Tubeにアップロードする件に関してはJR8FNO鈴木OMのご了解をいただいています。またコンタクト当日に長時間時間を割いていただき、さらに弱いシグナルを聞き分けて、それぞれのシグナルリポートを送っていただいた鈴木OMに、この場を借りてお礼を申し上げます。

JR8FNO局とのコンタクトYou Tube動画




 ★ 2023年08月12日(土曜日) 


 梅雨明け後は全国的に例年にない猛暑に見舞われています。そのような中、8月10日迷走台風6号が長崎県沖を韓国に向けて通過しました。今回の台風6号は長崎付近を通過時の気圧が975hP程度でした。さらに台風進路位置と私の住んでいる筑豊地区は250Kmほど離れていたこともあり、びっくりするような強風が吹くことはありませんでした。

 さて本題のコンディション情報ですが、50MHZのシグナルはほとんど聞こえなくなりました。21MHZも大体同じような感じで時々1エリアと7エリアの局が聞こえたりする程度です。また8エリアは聞こえてはいますが非常に弱くしか聞こえてきません。いづれも一時期のような力強さは感じられません。コンディション的には秋のDXシーズンまでお預けということでしょうか。

 8月11日に珍しくベトナムの局が聞こえていましたのでコールしてみました。JA局とのコンタクトが一段落した時点でコールしましたので、一発でコールバックがありました。もらったシグナルリポートは4/5でした。相手局の出力とアンテナを聞きたかったんですが、JA局がたくさんコールしていましたので、こちらのハンドルネームと3WのQRPであること、使用している無線設備の写真はQRZ.COMにアップロードしていることを伝えてコンタクトを終了しました。


 ついでのご報告ですが2022年12月05日にコンタクトをしたブラジルのPY4JW局からQSLカードが到着しました。この局とのコンタクト内容については本項の下の方にある2022年12月08日欄で詳しく紹介しています。この局とはEメールでやりとりをしていましたので、QSLカードを受け取った旨のメールを送っておきました。せっかく送っていただきましたので下記でご紹介します。


 


 8月11日にコンタクトをしたベトナムの局XU9BPOに、コンタクト終了後Eメールを送っていたところ、さっそく返信がありました。Eメールの返信内容は下記の通りです。

※XV9BPO局からの返信内容

Yeah very nice qrp contact. It was not too strong but workable.
73
Gregory Salaun



 ★ 2023年07月15日(土曜日) 


 北九州地方もやっと大雨が治まり来週には梅雨明けになると思われます。最近は記録的な大雨の連続で、アンテナの作業が全く中断したままにになっています。とはいうものの、梅雨が明ければ今度は35度を超す猛暑が待っており、今度は暑さで作業が中断のままになるかもしれません。

 さて本題のコンディション情報ですが、21MHZはあれだけ強く入感していた8エリが、かすかにしか聞こえてきません。また聞こえる局数もわずかです。これは50MHZの方も同じで8エリアは弱くしか聞こえていません。DXの方も同じような状態で、7月1日でしたかアメリカの西海岸(カルフォルニア)の局が出ていましたが、シグナルは非常に弱く日本国内からコールする場合でもキロワットクラスのパワーでないと届かないと感じました。

 一方ヨーロッパ方面も大体同じような傾向で、7月9日のコンテスト時にドイツの局(DA0HQ)がかなり長時間出ていましたが、こちらもシグナルは非常に弱く、サイクル25の影響は全く感じられませんでした。このようなことからDXのコンディションは全般的に落ちているように感じがしています。

 そうはいうものの季節的には夏型に向かいますので、昨年の実績から見ても、これからはハイバンドの短時間のEスポが派生すると思われます。現に本日(7/15)の午前中は1.2.3.7.0エリアの各局が不安定ですが結構強力に入感していました。

 6月12日以降のコンタクト実績は下記の表のようになっています。外国局は7月13日のインドネシアの局(YH1AA)くらいです。この局はかなり長時間JA局にサービスをしていましたが、シグナルとしては400W出力の割には弱く、50Wクラスと思われる6エリアのYL局(子供さん?)が何度も一生懸命コールしても取ってもらえないようでした。そのようなコンディションでしたので、QRPの出番はないと諦めワッチを続けていますと19時25分ごろになって急にこの局のシグナルが5/9+で聞こえだしました。

 チャンス到来とホテール.イタリー.キャナダ.QRPとコールしたところ、コンディションが急に上がっていたこともあり、一発でコールバックがありました。もらったシグナルリポートは3/3〜5/5というものでした。

 このYH1AA局はQRPに興味があったのか、コンタクトできたことを非常に喜んでいただきました。コンタクト終了後この局にE-mailで弱いシグナルを聞き取っていただきありがとうございましたとコメントを送っておきました。これに対し下記のような返信メールが返ってきました。原文のまま下記でご紹介します。

Hi Toshi san,
Thanks for your QSO and it was nice to meet you on the air.
Amazing with only 3W we can have valid QSO !
Have a good DX and hope to see you again at other bands.
Best 73
YH1AA Team



 ★ 2023年06月11日(日曜日) 


 5月末ごろから21MHZ、50MHZとも本格的にEスポが発生しだしました。昨年も同じような傾向で今からが本格的なEスポシーズンに入ると思われます。Eスポ時には21MHZでは3W、50MHZでは5Wでは、ハイパワー過ぎて届いて当たり前の状態になります。

 このようなことから、「相手の迷惑顧みず」21MHZでは0.3W、50MHZでは0.5Wをベースにコールし、コンタクトが成立したことを確認後、パワーを21MHZでは0.3Wを1Wと3Wに、また50MHZでは0.5Wを1W、2.5W、5Wにそれぞれ切替、各シグナルリポートを送ってもらう方法をとっています。

 QRP運用の場合は相手局の理解が得られないと「単なる迷惑な話」にしかなりませんので、そういう意味ではお付き合いいただいた各局には大変ご迷惑をおかけしたと思います。そうは言うもののハイパワーが主流の現在、こんなローパワーでもちゃんと届くことを実感していただける、いい機会に立ち会えたと思っていただければ幸いです。

 最近ワッチしていますと、結構QRP局が聞こえるようになりました。5Wとアナウンスしているのをよく聴きますので、多分YAESUのFT-817で運用されているのではないかと思われます。今からEスポシーズンに入りますので相手局の協力が得られそうなら、さらにパワーダウンしてシグナルリポートをもらうと面白い結果が得られると思います。

 ということで最近のQRPコンタクトの実績を下記でご紹介します。21MHZでは滅多に聞こえてこない近場の山口県や長崎県、愛媛県などが強力に入感しだしました。6月5日には韓国のHL2AIL局が聞こえていましたので3Wでコールすると5.5がもらえました。この韓国局は自作のグランドプレーンアンテナを使用していました。2022年シーズンの50MHZコンタクトでは、たまたま多エレメント(4〜8EL)八木アンテナを使用した局が多かったんですが、今年は6月4日にコンタクトしたJS2KNN局の場合、相手局がモービルホイップ使用、当局の出力0.5Wで5.5のシグナルリポートが返ってきています。

 21MHZではヨーロッパ方面は相変わらず弱くしか聞こえていませんが、サイクル25による影響もぼちぼち出てくる可能性があります。これが出始めるとQRPでも面白いように外国局とのコンタクトができるようになると思われます。



 ★ 2023年05月21日(日曜日) 


 約5か月ぶりの更新になります。昨年の5月末に50MHZの自作アンテナが完成し6月初旬から50MHZにも出られるようになりました。昨年は6月初旬ごろからボチボチコンディションが上がって来ました。今年は4〜5日前に50MHZが開けて結構賑やかになっていました。このようなことから、今年も同じような傾向ではないかと思われます。

 21MHZの方はさっぱりコンディションが上がってきません。コンディションが上がると決まって聞こえてくる"CQ JAPAN"を繰り返すイタリアのIK4GROラウロさんも全く聞こえてきません。そのような中、5月19日の19時(JST)ごろフインランドのOH6NVP局が極東と日本をエリア指定してCQを繰り返していました。

 JAを指定していたこともあり、沢山のJA局がコールしコンタクトを成立させていました。さほど強く入感していませんので、QRPの出番はないということで、しばらくワッチを続けていました。19時30分ごろ当局のトランシーバーのSメーターが、時々1/3近く振り始めました。オッ!チャンス到来か?

 下の方でも書いていますように当局のトランシーバーのSメータが1/3程度振れば、3WのQRPでも何とかQSOが可能という過去の経験があります。パイルの合間をぬってイタリーキャナダQRPとQRPを強調して数回コールしてみました。4回ほどコールしたところで相手局が気がついたようです。

 QRPプリーズとコールバックがありました。数回自局のコールサインを繰り返しスタンバイしたところ、JI3HH?QRPとコールバックしてきました。Negative copyを繰り返すこと数回、何とか当局の正しいコールサインを確認していただき、That's corect That's OKをやっと送ることができました。もらったシグナルリポートは3バイ3でした。

 このOH4NVC局 Mika(ミカ)さんはQRP局に興味があったのか一生懸命弱いシグナルを聞き取っていただきました。QRPコンタクトではコンディションの良さはもちろんのこと、相手局が面倒がらずに弱いシグナルを聞き取っていただくことが必要になります。そういう意味では今回はMikaさんに大変お世話になりました。



 ★ 2022年12月8日(木曜日) 

 前回報告の8月6日以降にコンタクトした外国の局とのコンタクト実績は下記の一覧表の通りです。全般的なコンディションではサイクル25によるコンディションアップはあまり感じませんでした。もっとも熱心にワッチやコンタクトをしていたわけではありませんので、当てにはならない感想ではありますが。

 コンタクト実績の中で特に紹介したいものは、10月7日のES5TTT(エストニア)とのコンタクトです。わたしの記憶では、当日は特にコンディションが良かったということではなく、この局が使っているアンテナが40エレメントの八木アンテナということで、QRPでもコンタクトができるのではないかと考えコールしたと思います。

 たくさんのJA局がコールしていましたのでパイルが治まるのを待ってコールしてみました。一発でコンタクトが成立とはならず、毎度のことですがこちらのコールの確認に数回のやり取り後、なんとかコンタクトが成立しました。コンタクト成立後も聞いていますとJAのQRP局が何局かコンタクトを成立させているようでした。

 40エレメントのアンテナとはどのようなものかはQRZ.COMを見れば一目瞭然です。 ES5TTT局のQRZ.COMへのリンク 画像を見ていただくとお分かりのように5EL八木を8本並列使用して、エレメントの合計が40エレになっています。ベースの5エレのフロントゲインが約10dBdでアンテナ1本追加で+3dBdとして合計約30dBdくらいはあるのではないでしょうか。

 過去にわたしがコンタクトした巨大アンテナの使用局はイギリスのGI0AIJ局で、高さ220ft(66m)のタワーで6エレ八木を4本パラで使用していました。エレメント数でいけば今回のエストニアの局の40エレが過去最大を更新したことになります。上には上がということでしょうか。


 あとは12月5日にコンタクトしたブラジルのPY4JW局とのコンタクトです。何気なくワッチしていますとブラジルのPY4JW局がJAの局と盛んにコンタクトを繰り返していました。最初はコンディションが不安定でシグナルが激しくアップダウンしていました。

 過去の経験から自作機のSメーター(300μA位の安物ラジケーター)が全体の1/3以上振れればコンタクト可能という実績がありましたので、コンディションアップを待って聞いていますと、時々ファーとSメーターが半分以上を指すようになりました。

 チャンス到来です。いつものQRPを前面に出したコールで繰り返し呼んでしたところ、フーズQRPとコールバックがありました。どうやら届いているようです。This is JA6HIC QRPとコールしたところ、OK JA6HIRとラストレターだけが間違ってコールバックされました。ラストレターがCチャーリー、Cコロンビアと再度送ると一発で確認してもらえました。

 ここのところコールサインの確認で結構手間取っていましたので、数回のやりとりは覚悟していましたが、いとも簡単に確認してもらえました。送ってきたシグナルリポートは5.5でした。こちらから5.9〜5.9+のリポートを送っておきました。

 久しぶりにブラジルの局と3W出力でコンタクトができました。アルゼンチンも含む南米は日本から見た場合地球の真裏に当たります。このような場合に対蹠点効果(たいせきてん または たいしょてん)という現象が発生し、地球上の真裏になることで、あらゆる方向からの電波が入ってくるため、どれかの経路により通信可能となる可能性が高く、一番遠い距離にありながら比較的楽にコンタクトができるようです。

 300Ωのフィーダー線と釣り竿で作ったZLスペシャルとわずか3Wのパワーで2万キロ離れた地球の裏側のブラジルまで電波が届くのですから、科学技術のすばらしさを実感できます。わたしのコンタクトの後にJG3SZF/QRP局がコンタクトを成立させていました。もちろんこの京都の局はこちらでは聞こえませんでしたが、ブラジルの局の話の内容からこの局は10W出力だったようです。

 10W出力はQRPではないとお堅いことをいわず、へー10Wでも届くんだと一緒に喜んであげてください。最近の風潮では皆100Wの様相を呈していますので、それからすると1 0Wは立派なQRPかもしれませんね。

 たくさんの局がお待ちのようでしたので3W出力であることだけを伝えて早々にQSOを終了しました。代わりと言っては変かもしれませんが、コンタクトが終了したあと、E-Mailでコンタクトのお礼と、使用したアンテナとトランシーバーはQRZ.COMにアップロードしていることを知らせておきました。

 ところが2日後の7日にE-Mailの返信があり、つぎのような返信内容でした。原文のままご下記でご紹介します。


  Re:TNX nice contact

  HELLO FRIEND Toshi!
  It was a pleasure to listen to your QRP station!
  Congratulations on your 3w qrp!
  arrived very well here in Brazil .
  a merry Christmas and a prosperous new year for you and family !
  73/Py4jw


 PY4JW局はおもしろそうなアンテナをお使いでした。詳細は下記のQRZ.COMでご覧ください。一番長いエレメントの3エレが7MHZ用、次に長い3エレが14MHZ用、一番短いエレメントの5エレが21MHZ用でしょうか。

  PY4JW局のQRZ.COMへのリンク

 ところで、最初の方でサイクル25によるコンディションアップは感じられないと書いていますが、このブラジル局のシグナルの上がり方は、過去に経験したサイクルの前兆現象に似ていると思うのは果たして考えすぎでしょうか。



 ★ 2022年08月26日(金曜日) 

 6月28日にコンタクトしたBU2BE局からQSLカードが到着しました。50MHZでの最初の外国局からのQSLカードです。この局とのコンタクトは8月6日の欄で紹介しているようにFT-817のパワーを1Wに切り替えてのコンタクトでした。

 コンタクト当日は非常にいいコンディションで、相手局のシグナルは5.9+で入感していました。このような状況下でこちらのパワーが1Wにもかかわらず5.9のシグナルリポートがもらえました。シグナルリポートからして0.5Wでもコンタクトが可能であったと判断されます。外国局といっても距離的には約1300Kmくらいで、石垣島とほぼ同等の距離です。

 とはいうものの、相手局のアンテナはゲインの無いVダイポールアンテナ、しかもこちらのパワーはわずか1W、この状態で台湾までシグナルが届くのですから、まさにコンディションの成せる業といえます。


  



 ★ 2022年08月06日(土曜日) 

 50MHZの手抜きの3EL ZLスペシャルが5月末に完成し運用可能になりました。それ以降50MHZをメインにワッチしコンタクトをしていました。約50数年ぶりの50MHZですので、いつごろからコンディションがアップするのかが全く判りませんでした。

 最初は5Wでコンタクトをしていましたが、6月末ごろからだんだんコンディションが上がってきました。6月26日に台湾のBU2BE局が結構強く入感していましたので、パワーを1Wに絞ってコールしてみました。結果は5.9のリポートが返ってきました。ちなみに相手局のシグナルは5.9+で聞こえていました。

 21MHZも同じようなコンディションで7月10日のコンテスト時に、ポーランドのSN0HQとコンタクトが成立しました。パワーは3Wアンテナは2EL ZLスペシャルでした。これ以降21MHZはパワーを0.3W(300mW)に絞ってコンタクトをしています。

 最近のコンタクト実績を下記でご紹介します。50MHZは5Wでのコンタクト、また21MHZは3Wでのコンタクトは一部記載を省略しています。相手局のアンテナについては50MHZは、たまたま多エレメント使用局が多かったんですが、21MHZの場合はゲインの無いVダイポール使用局とも0.3Wでコンタクトが成立しています。

 そういえばその昔トリオ(現ケンウッド)のTR-1000(50MHZ AM 1W機)の内蔵ホイップアンテナ(長さ約1.5m)で、Eスポ時に7や8エリアと1W出力で楽々とコンタクトができていましたので、50MHZは時代が変わってもQRP愛好家にとっては魅力的なバンドだといえます。ちなみに50MHZの1Wや0.5Wは八重洲のFT-817のパワーダウン機能を使用してのコンタクトです。

 50MHZでもコンディション次第でゲインの無いアンテナ使用局とも0.5Wでコンタクト可能と思われます。そのうち50MHZ用のVダイポールでも作って、それでコンタクトしてみようかと思い始めています。 



 ★ 2021年12月04日(土曜日) 

 久しぶりのコンディション情報更新です。コンディション的には10月10日がピークだったようで、それ以降コンディションはベタ落ちです。ヨーロッパ方面も時々は聞こえますが、そのシグナルは非常に弱く、完全にコンディションダウンしたことが判ります。

 "CQ JA"〜"CQ JA"と盛んにJA局をコールするイタリアの局、IK4GRO局も最近は全く聞かなくなりました。DXコンタクトも来シーズンまで一時お休みということでしょうか。ということで、ワッチは続けますが報告できるような内容は当分出ないと思われます

 一方国内コンディションも大体同じような感じで、頻繁に聞こえていた1エリアや7エリアも聞こえなくなりました。8エリアの方は時々コンディションアップがあるようで、フルスケールで入感することもあります。

 そのような中、12月1日に北海道鹿追町から出ているJA8TKO局と2回目のコンタクトができました。この局とは10月15日に第1回目のコンタクトをしていただき、相手局のアンテナ設備の大きさに驚きました。

 タワーの高さは48mもあり、アンテナも含めて全部自作という、近年滅多にお目にかかれない局でした。初回のコンタクトでアンテナ設備はグーグルアースで見ることができると聞いていましたので、コンタクト後さっそく検索してみました。

 見た感じは「ここまでやるか!」という感じで非常に驚きました。機会があればグーグルアースでアンテナを見たことと、どのように作られているのかを聞くため、機会をうかがっていたところ、12月1日に再度強く入感していましたのでコールしてみました。

 この日は8方面が特に開けていたようで、3Wでコールしましたが5.9のシグナルリポートが返ってきました。この次お会いできた時にはビデオ撮影をするつもりでしたので、当日のコンタクト内容をビデオ撮影しYou Tubeにアップロードしました。「百聞は一見に如かず」下手な説明より、動画を見ていただいた方が分かりやすいと思います。

 下記でリンクさせていますので、是非アクセスしてご覧ください。

   JA8TKO局とのコンタクトYou Tube動画



 ★ 2021年11月17日(水曜日) 

 コンタクトが出来た局との交信内容を順次報告していますが、本当に3Wでコンタクトできたのかと思われている方がおられると思います。

 このホームページのどこかにも書いていますが、ローカルのQRP仲間JA6DWO局が言っていた「 HICさんがQRPでも外国とコンタクトができると言っていたが、とても信じられなかった。やってみて初めて実感できた。これはやってみた人にしか理解できないだろう 」と。

 実はわたし自身も、DX=ハイパワーが必要と思っていました。QRPでやってみると思いのほか遠くまで届き、大喜びをしたものです。ということで、文章で説明するより実際のコンタクト内容をビデオで見ていただいた方が理解が早いと考え、QRP運用を理解していただくため、敢えて恥を覚悟でコンタクト動画をYou Tubeにアップロードしました。

 とりあえず11月14日コンタクト分をビデオ撮影しましたので、それをアップロードしました。見ての通り、とても英語とは思えない日本語訛りの発音で、四苦八苦しながら何とかコンタクトをしています。下記のリンクでご覧ください。

   2021年11月14日DXコンテストコンタクトYou Tube動画



 ★ 2021年11月14日(日曜日) 

 この日はコンテストが開催されていました。午前中は北米のK3やK6、先般コンタクトしたKL7AA(カナダ)が聞こえていましたが、何とか聞こえる程度で全く話にならないコンディションでした。

 午後からも状態は変わらず近場の中国やフィリピンの局しか聞こえてきませんでした。15時(JST)頃からヨーロッパ方面が入感しだしました。EW5A(ベラルーシ)、RN0A(ロシア)、9A9A(クロアチア)が聞こえていますが、Sメータがわずかに振れる程度でした。

 イタリアのIK4GROが聞こえていますが、やはり信号は弱かったですね。このイタリアの局は、確か出力500W、アンテナは5EL八木のはずです。仕方がないのでヨーロッパ方面は諦め、近場のフィリピン、中国、香港の局とのコンタクトをしました。

 最初にコンタクトできたフィリピンの局(DU1BG)は、QRP運用に理解がある方のようで、リアリーリポート5.7〜5.9を送ってきました。これは非常に参考になりますね。更に最後にはコングラッチュレーションのオマケまで戴きました。

 15時55分ごろSN5X(ポーランド)が激しいアップダウンを伴いながら入感しだしました。ピーク時にはSメータが半分位まで振っていました。ひょっとしたら行けるのではと思い、ダメ元でコールしてみました。何回かのやりとりはありましたが、何とか交信が成立しました。この日のコンタクト実績は下記の表の通りです。



 ★ 2021年11月04日(木曜日) 

 この日は午前中、何となくワッチしていますとKL7KK(カナダ)局が非常に強く入感していました。これならいけると考えコールしましたところ、一発で応答がありました。貰ったシグナルリポートは5.5、送ったリポートは5.9++でした。

 10月30日のカナダ局からはQRPに関するコメントが貰えませんでしたので、この局の反応はと考え、こちらは3WのQRPであることを伝えますと、この局は「3Wワオー!」と驚いた様子でした。なおコンタクト時間は11:27(JST),周波数は21.240MHZ、相手局のハンドルネームはJimさんでした。

 10月30日もそうでしたが、午前11時頃、北米方面が非常に強く入感しています。時間が取れる方はワッチしてみてください。



 ★ 2021年10月30日(土曜日) 

 この日はコンテストが開催され、午前中にKL7RA(カナダ)とコンタクトができました。こちらはQRPステーションであることを伝えますと、パワーは?と聞かれましたので3Wと答えましたところ、これに関して何の反応もありませんでした。傍で聞いていたXYLが、さっきの人あなたの3Wを信じていなかったみたいですねと笑っていました。

 コンテスト中でしたので深追いはしませんでしたが、このカナダ局はハイパワー、ビッグアンテナを使用した局と思います。パワーを聞いたら「3Wです」と言われても、にわかには信じ難いのが普通かもしれません。こればかりは紛れもない事実なんですが、相手局がどう思うかは相手局次第といったところでしょうか。

 その後UA0SR(ロシア)の局、ES9C(エストニア)の局、SN2B(ポーランド)の局とコンタクトができました。コンタクトが出来た局は、いづれもビッグパワー、ビッグアンテナの局と思われます。しかしながらパワーだけでは届きませんので、午前中は北米方面、また夕方はヨーロッパ方面のコンディションが上がっていたと思われます。これ等に関する詳細は下記の表の通りです。



 ★ 2021年10月10日(日曜日) 

 ここのところ、ヨーロッパ方面のシグナルが時々強く入感しています。これがサイクル25の影響の出始めなのか、はたまた通常の秋口のコンディションアップなのかは判りませんが、18:30(JST)位から21.200MHZ付近でロシアの局がよくラグチューをしているのが聞こえます。

 9月27日にはイタリアのIK4GROが、又10月2日にはリトアニアのLY7Z、翌日の10月3日にはドイツのDL5RBWとポーランドのSP2XF、またその翌日の10月4日にはギリシャのSV6JHAが入感していました。時間帯は16:50(JST)〜19:30(JST)頃でした。

 チャンスがあればコンタクトをと考えていましたが、過去の経験からSメーターが1/3以上振ってない局とはコンタクトができていません。各局のシグナルはそれほど強く入感していませんが一応冷やかしてみました。結果は残念ながら予想通りコールバックはありませんでした。

 10月10日にコンテストがありワッチしていますと、スウェーデンのSK6HD局が激しいQSBを伴って結構強く入感していました。ダメ元でコールしてみたところ、サフィックスのHICは確認してくれましたが、プリフィックスJA6がどうしても取れなかったようで、ネガティブコピーといっていました。

 QSBが激しくコンディションのピークの時にサフィックスのHICが聞き取れたようで、その後QSBの谷間に入りプリフィックスが確認できなかったと思われます。もっとも、わずか3Wでコールしたのですから無理からぬ話です。ということで、このスエーデン局とは残念ながらコンタクト不成立になりました。

 約40分後位に、今度はフィンランドのOH5KWが強力に入感し始めました。Sメータが半分位振っています。ひょとしたらいけるのではと思いコールしたところ、一発でコールバックがありました。相手局が送ってきたリポートは59 471(471番目のコンタクト)でした。時間は16:45(JST)、周波数は21.300MHZでした。

 コンテストでなかったら相手局のアンテナとパワーを聞きたかったんですが、またお会いできたら、その時は是非とも聞いてみたいと思っています。ちなみにこちらの出力は3W、アンテナは2EL ZLスペシャルを使用してのコンタクトでした。





 2000年はサイクル23のピークの年にあたると思われます。そのようなことから、DXファンにとって目の離せないシーズンといえます。また、近年QRP運用によるDXコンタクトがやっと認識されはじめましたので、QRPerにとっても腕の見せ場の到来といえます。

 わたし自身はあまり熱心にワッチをしている訳ではありませんが、ときどきは無線機の電源を入れ聞いています。21MHZをワッチした時々に気づいた事柄について、気の向くままに下の欄でご紹介してみることにしました。

 ただし、全くの気まぐれワッチ、気まぐれ編集になりますので、いつのまにかコーナーが消滅していたということになるかもしれません。(最終更新2003.10.08)




 ★ 2003年10月07日(火曜日) 

 約5ヶ月ぶりのコンディション情報です。9月の末から時々ワッチしていました。コンディション的には上がっているようです。上がっているとはいうものの、不 安定で短時間のコンディションアップを繰り返しているようです。

 サイクルにかかった時のコンディションについては、どこかのコーナーで書いています通り、サイクルに近づくにつれて、短時間のコンディションアップが発生し、 だんだんその発生回数が多くなります。逆にサイクルが終わると、ある日突然にコンディションがダウンということではなく、近づくのと逆の現象、つまりコンディション アップの回数がだんだん少なくなるようです。

 今はだんだんコンディションがダウンする方向(サイクルが終わり、次のサイクルに向かってコンディションが下がる)ですが、場合によっては急激なコンディシ ョンアップがあるため、ちょこちょこワッチしてみる必要はありそうです。

 10月2日にスロバキアの局とコンタクトをしましたが、この局は出力600Wの局で、こちらが3WのQRPであることを、コンタクト中に3回ほどアピールし ましたが、話に乗ってきませんでした。「俺が600Wも出してコンタクトしているのに、3Wで届くはずがない」ということでしょうか。自作のリグやアンテナの データをQSLカードと一緒に送りましたが、さてどのような返事が返ってきますやら。

 10月7日にはドイツの局とコンタクトができました。この局は、当局のQRPのインフォメーションに敏感に反応し、アンテナは?リグは?と矢継ぎ早に質問さ れました。私以外にもJAのQRP局数局がコールしていたこともあり、コンディションが上がっていることは容易に理解できたのかもしれませんが、たぶん このドイツの局は、QRP運用の経験があるか、QRPに関して興味(理解)を持っている局だったと思われます。


 ★ 5月4日(日曜日) 

 約3ヶ月ぶりのコンディション情報になります。ローカルのQRP局(JA6DWO花村氏)から一昨日メールが入り、アフリカのモザンビークの局(C93CM) とコンタクトができたと連絡がありました。

 エッ!今頃アフリカが取れるの? 彼の出力は2Wの筈です。よほどコンディションが良かったと思われます。最近はインターネット接続をADSL化したことも あり、インターネット接続の設定変更やルーターの設置、スピードチェック、テレビ電話(ヤフーのメッセンジャー使用)やネットサーフ等々、パソコンで遊んでばかりいました。

 コンディションが上がっているようなので、5月3日の夕方、久々にトランシーバーに電源を入れてみました。3日はEスポ状態で、日頃聞こえない韓国の局が5.9++で入感していました。 4日も夕方ワッチしてみますと、前日と同じくEスポ状態で、この日は近場の韓国局のほかに、ドイツやスペインの局等が結構強く入感していました。

 コンタクト実績も最近途絶えていましたので、ポーランド局とベルギーの局とコンタクトをしました。コンディションが大変良かったようで、このベルギー局は、わたし とコンタクトする直前に、数局のJAQRP局とコンタクトを成立させていました。


 ★ 2003年2月13日(木曜日) 

 今年初めてのコンディション情報になります。最近はとんとワッチをしていませんでしたが、久しぶりにトランシーバーに電源が入りました。

 ワッチしたタイミングがよかったようで、ロングパスが開けていました。ヨーロッパの各局シグナルが5.9+で入感していました。サイクル23の影響でしょうか、シグナルの強さが安定せず Sメータが激しくアップダウンしていました。

 以前にも書いていますが、サイクルの影響が出始める時にはシグナルの強さが安定せず、しかも短時間でコンディションダウンしてしまします。だんだんサイクル に近ずくと、シグナルの強さが安定し、かつ開けている時間が長くなります。サイクルが終わるときにはその逆の現象になります。

 今回の場合は、ちょうどサイクル23の終演の時期にあたりますので、やはりシグナルの強さが安定せず、約1時間ほどでコンディションダウンしてしまいました。 せっかくワッチしましたので、スペインの局(EA1ASG)と、ベトナムの局(3W3ZZ)とコンタクトをしました。


 ★ 11月16日(土曜日) 

 約2ヶ月振りのコンディション情報になります。最近公私ともに忙しくなりワッチしていませんでした。最近は涼しさを通り越し、めっきり寒くなりました。 当家のトランシーバーはジャンク部品ばかりで作っていますので、夏と冬ではキャリア周波数の再調整が必要です。久しぶりに時間が取れましたので 、キャリア周波数の再調整を兼ねてワッチしてみました。

 昼間はあまりDX局がほとんど聞こえませんでしたが、夕方になってマディラ島(CT3)がロングパスで聞こえ始めました。トランシーバーのキャリア ポイント調整後、しばらくワッチしたままにしていましたところ、20時くらいからヨーロッパ方面が急激に開けだし、ロシアの3.4エリアやフランス、ハンガリー などが強力に入感しだしました。

 せっかくですので1局くらいはコンタクトをと、珍局を探しましたところ、エスアニアのかわいい声のオペレータが運用していました。非常に強力に入感して いましたのでコールしましたところ、一発で応答があり5.7のシグナルリポートをもらいました。オペレータの歳を聞きましたところジョナハンちゃん(君?)は 7歳とのことでした!

 ところで、ローカル局の話しでは、この頃ハイバンド(10m、6m)が時々開けているといっていました。サイクル23の名残でしょうか?サイクルのピークは過ぎても 急激にコンディションが落ちることはありませんので、そういう意味ではまだまだしばらくはグッドコンディションが継続しているのかもしれません。


 ★ 9月23日(月曜日) 

 9月の2回目の3連休も今日で終わり、お昼に少しだけワッチしてみました。国内は8エリアが結構強く入感していました。おっと!カナダの局がJAからの パイルを受けています。冷やかしに声をかけてみました。数回のコールで気づいていただき、5.5のシグナルリポートをいただきました。

 北米が開けているの? と思い、更に聞いてみますとアメリカ西海岸(ロス)の局が5.9++で入感していました。久々にアメリカの 局が聞こえましたので、ついでにこの局も冷やかしてみました。送ったリポートが5.9++で、もらったポートが5.3でした。

 午後になって今度は南米のアルゼンチンが聞こえてきました。声をかけましたところ、5.9のシグナルリポートをいただきました。 当局とのコンタクト後、このアルゼンチン局がQRPオンリーの指定をし、JAのQRP局が数局コンタクトを成立させているようでした。

 夕方にはヨーロッパ方面が開けだし、フランスを始めイギリス、ドイツの局等が5.9+で入感していました。とにかくおもしろいコンディション の一日でした。これくらいコンディションが上がってくれると、毎日でもワッチするんですが。それにしてもQRP局が結構増えましたね。10年位前 までは、DX局に当局はQRP局と言っても、なかなか信用していただけない場面に何度も出会いました。ローパワーでもDXコンタクトが可能なことが やっと認知されたようで、QRP局がパイルに加わっているのを聞くと感慨無量です。


 ★ 9月17日(火曜日) 

 朝夕は肌寒く感じる季節になりました。ここ最近は無線機に電源が入らず、コンタクト実績がないためこのコーナーも約1ヶ月ぶりの更新になります。

 3連休明けの17日の夕方、久々に無線機の電源を入れました。ダイアルを回してみますが、これといった局は聞こえていませんでした。 せっかく久しぶりにワッチをしましたので、更にダイアルを回していくと、21.275MHZでヨーロッパの各局から猛パイルを受けている局が 見つかりました。

 このパイルを受けている局はエコーがかかりながら入感しています。コールしているヨーロッパの各局もエコーがかかった状態で入感 していました。猛パイル状態でこの局のコールサインが分からず、どこから出ているかの判断ができませんでした。当局のアンテナは ヨーロッパ方面(北北西)に向けていましたので、どうやらアンテナの向きと反対方向が運用地で、ロングパスの電波を受信しているようです。

 そうこうしているうちにコールのアナウンスがあり、フィジー島の移動運用局であることが判明しました。パイルになっていると呼んでみた くなるいつもの悪い癖、4〜5回コールしたところで気がついていただき、5.5のシグナルリポートをいただきました。ロングパスが開ける など、ぼちぼち秋のDXシーズンに入りつつあるのかもしれません。


 ★ 8月12日(月曜日) 

 今年の夏の猛暑も、ご当地九州では先週位から朝夕がめっきり涼しくなってきました。夏の暑さも一段落、随分とワッチをサボっていました ので、夕方、久しぶりにトランシーバーの電源を入れてみました。

 香港から日本の方が出ていました。5.9++フルスケールで入感していました。どうやら南方面が開けているようです。 他に出ている局はないかとダイアルを回しましたが、国内局もあまり聞こえていません。うーん。せっかくワッチしたのに これといった局が聞こえていませんでした。

 トランシーバーの電源は入れたままにし、21時近くになって再びワッチしてみました。スロバキア(OM)の局がJA局相手にショート コンタクトを繰り返していました。パイル状態ほどではありませんが、そこそこJA局がコールしています。時々5.9+までSメータが 振っていますので、ちょこっとコールしてみました。3回ほどのコールで応答がありました。こちらから送ったリポートが5.9+で、も らったシグナルリポートは5.5でした。

 ついでにもう1局くらいとダイアルを回すと、ブルガリアの局がラトビア(LY)から出ていました。この局は強力で5.9++で入感 していました。この局からは5.9のシグナルリポートをもらいました。最近はほとんどワッチしていませんでしたが、時々はヨーロッパ 方面が強力に開けているのかもしれませんね。


 ★ 7月11日(木曜日) 

 さて本日のコンディションはとワッチしてみました。国内局もほとんど聞こえていません。どうやら最悪のコンディション のようです。聞こえているのはノイズばかりでした。

 念のためバンド中を聞いてみましたところ21.294MHZでCQを出している局がいます。あまり強く入感していません し、しかもQSBを伴いながら聞こえています。コールサインを確認するとJW0HRといっています。エッ?JW0 聞き覚えのないコールサインです。

 何度もCQを出していますが応答する局がありません。少々無理かなと思いつつ、ダメ元でコールしてみました。ところがどっこい 一発で応答がありました!。こちらから送ったリポートが5.8で、もらったシグナルリポートは5.5でした。 相手局のQTHはSvalbardといっています。聞いたことがない地名です。

 詳しい場所はあとで調べることにし、とりあえず通常のコンタクトを終了させ、早速相手局の場所を調べてみました。 調べてびっくり。何と北極から約1100Km程度しか離れていないスバールバル(Svalbard)諸島から出ている局でした。 緯度経度は北緯80°東経20°です。もちろん私にとってニューカントリーで、競争相手もなく楽々コンタクトでき 非常にラッキーでした。


 ★ 7月05日(金曜日) 

 約10日ぶりにちょこっとだけワッチしてみました。国内は2エリアが聞こえています。ダイアルをぐるっと回してみましたがこれといっ た局が聞こえていませんでした。

 せっかくワッチしましたので1局くらいはと探しますと、インドネシアの局が結構強く入感していました。とりあえず3W でコールしましたところ一発で応答があり、5.5のシグナルリポートをもらいました。

 相手局は100Wということでしたが、4EL八木ということでしたので、当局のパワーダウンにつき合っていただき ました。0.3Wで5.3ということでした。残念ながら50mWでは入感なしということで、これについてはコンタクト 不能でした。

 21時頃にはS21(バングラディッシュ)が5.8位で、またこの局をコールしているAH6(ハワイ)の局やHB9( スイス)の局などが聞こえていましたが、これらの局はいずれも弱々しく、今ひとつといった感じでした。


 ★ 6月25日(火曜日) 

 5月25日以降、約1ヶ月振りのコンディション情報になります。本日ハワイからのQSLカードを受け取り、サッカーのワー ルドカップ開始までの時間を利用し、久しぶりにワッチしてみました。

 ダイアルを回すとアラスカの局とJAの局のコンタクトが聞こえていました。そういえば最近W(アメリカ)の局がほとんど 聞こえませんね。時期的にも悪いのかもしれませんが、わたしは最近アメリカの局が出ているのを全く聞いていません。

 せっかくアラスカが聞こえていましたのでコールしてみました。わたしとインドネシアの局が同時にコールしたようで 、残念ながらインドネシアの局に負けてしまいました。(当然ですHi)インドネシアとのコンタクト内容を聞いていますと、 このアラスカ局は仕事に出かけるのでQRTするといっていました。インドネシア局とのコンタクトが終わったのを見計らって コールしましたが、残念ながら気がついていただけませんでした。

 気を取り直して更にワッチしますと、オーストラリアの局がJA局相手にコンタクトを繰り返していました。この局 会う局ごとにJCCナンバーを聞いていましたので、わたしもサービスのつもりで声をかけてみました。送ったリポート が5.9で、もらったリポートが5.4でした。これからすると本日は南方面が開けていたようです。


 ★ 5月25日(土曜日) 

 土曜日の昼間にワッチしてみました。国内では1,2、3、7エリアなどが聞こえています。またHL(韓国)の局も時々 聞こえていました。いずれも九州では通常聞こえないエリアが入感しており、たぶんEスポが発生していたと思われます。

 おもしろそうなコンディションでしたので、夕方もアンテナをヨーロッパ方面に向け更にワッチしてみました。モンゴルから 出ているペディション局やフインランド、ポーランド等が入感していました。

 コンディション的には、ヨーロッパの局は入感しているものの、QSBがひどくシグナルがS3から9+の間をアップダウン していました。頃合いを見計らってフインランドの局(OH9AR)をちょこっと冷やかしてみましたら、一発で応答があり 5.5のシグナルリポートをもらいました。

 


 ★ 5月14日(火曜日) 

 ここ2ヶ月ほどは、ちょこっとワッチしコンディションが悪そうだと感じるとすぐに無線機の電源を切ってしまう。これの繰り返し でした。今年に入ってからのコンディションは今ひとつの状態が続いています。昨日(13日)は イタリアの局が結構強く入感していましたので、本日もコンディションアップするのではないかと考え、少しだけワッチし てみました。

 相変わらずロシアの局が数局聞こえているだけです。せっかく久しぶりに本格的なワッチをしましたので、ついでに一局くらい コンタクトと考え、探してみるとルーマニア局(YO4RIU)のCQが5.9で入感していました。コールすると一発で確認していただき、5.5の シグナルリポートをいただきました。

 この局とのコンタクト後しばらく聞いていますと、この局QRP局とのコンタクトに驚いたのか、わたしの後でコンタクト したJA局数局に、JAの3WQRP局とコンタクトできたと盛んに話していました。最近にしてはコンディションが良かったと思われます。 そうはいうものの、全般的なコンディション状態は、昨年に比べるとやはり今ひとつといったところでしょうか。


 ★ 2月23日(土曜日) 

 約1ヶ月ぶりのワッチです。21.295MHZでソロモン移動運用局が出ており5.9++で入感していました。せっかくですので ちょこっと冷やかしてみました。数回のコールで気がついていただき5.9のシグナルリポートをいただきました。

 コンタクト後しばらく聞いていますとヨーロッパの各局やアフリカ、ウルグァイなどの局がコールしていました。 当局のアンテナは南東方向に回していましたのでロングパスが開けていたようです。まもなく3月になりますので コンディションが変わりつつあるのかもしれません。


 ★ 1月28日(月曜日) 

 夕方めずらしくワッチしてみる気になりトランシーバーの電源を入れました。ダイアルを回しましたがロシアの局が聞こえる 程度であまりコンディションは良さそうにありませんでした。

 トランシーバーの電源は入れたまま入浴のため部屋を出ました。トランシーバーのボリュームが上がっていたせいか、風呂場 までDXステーションの声が聞こえ始めました。どうやらコンディションアップしはじめたようです。入浴後一息入れて本格的に ワッチしてみました。

 マディラ島(CT3)やフランス、イギリス、ウエルズなどが聞こえています。久しぶりにコンディションアップしたようです。 アンテナはヨーロッパ方面に向けていましたが、ヴエトナムの局やオーストラリアの局も5.9+で入感しています。

 せっかくのチャンスですので、近頃コンタクトしていない局を探してみました。結局ジョージアとウエルズ、ルーマニア の各局とコンタクトをしました。各局ともQRPが珍しかったのか非常に喜んでいただきました。聞こえていたマディラ島 の局は、過去コンタクトした局でしたので今回はコールしませんでした。過去の経験ではコンディションが良い状態は2〜3 日続くことが多かったので、ひょっとすると明日もグッドコンディションかもしれません。


 ★ 2002年1月19日(土曜日) 

 2002年に入って約半月が経過しました。今年に入ってDXコンタクトを全くしていません。1局くらいはと考え1月19日 (土曜日)にワッチはしてみました。これといったDX局が聞こえません。そこで久しぶりに国内局とコンタクトしてみることに しました。8エリアのQRP局(JA8FRI/QRP)が出ていました。

 結局この局とは約1時間近くおしゃべりをしましたが、この局の使用アンテナが5EL(20mHi)ということもあり、 出力2W(ピコ21MXS)にもかかわらず、コンタクト中シグナルは常時5.9+で入感していました。

 夕方になって全般的にワッチしてみると、イギリスやヨーロッパ寄りのロシア局などが数局聞こえているだけです。 例年この時期に強力に入感するするはずの南米方面(アルゼンチン等)も弱々しく入感しているだけでした。21.300MHZ でパイルになっている局がいましたが、残念ながら当地九州ではこの局のコールサインは確認できない状態でした。

 せっかくワッチしましたので1局くらいはDX局とコンタクトしたい思い、さらに探しますとハンガリーの局が5.9+で 聞こえていました。コンディション的には不安定な状態でSメータが激しくアップダウンしています。状況を見ながらコンディション が最も上がったと思われる時点でコールしてみました。

 2回ほどのコールで気がついていただけました。送ったシグナルリポートが5.9+で、もらったリポートは5.3でした。 途中からコンディションがダウンしたようで、こちらからの問い合わせ(相手局のアンテナとパワー)に対し70パーセントく らいしか話が了解できないという答えが帰ってきました。昨年あたりと比べると、残念ながらやはりコンディション的には確実に下降しているようです。


 ★ 12月31日(月曜日) 

 大晦日の12月31日、今年最後のワッチをしてみました。ロシアの局が数局聞こえる位で、コンディション的 には良さそうにありません。どこか強い局はと探しましたところ、フィンランドの局(OQ6AA)がJA局を 相手にショートコンタクトを繰り返していました。

 ヨーロッパ方面は開けていますと、特にフィンランドは楽に取れるんですが、タイミングを見計らってコールしても なかなか気が付いてもらえませんでした。この局のシグナルは時々5.9++までSメータは振れるんですが、非常に不安定 な状態です。

 そのうちエリア指定をし始めました。結果的にはこれがラッキーでした。6エリアの順番時にコールしましたところ、 やっと気が付いていただきました。送ったリポートは5.9+でもらったリポートは5.1でした。了解度が5ですので 上出来といえます。


 ★ 12月12日(水曜日) 

 めっきり寒くなりトランシーバーの電源がなかなか入りません。ちょこちょこ思い出してはスイッチを入れていますが、ここの ところコンディションが思わしくなく、ざっとワッチしあまり聞こえてないとすぐに電源を切ってしまいます。

 そうはいうものの、久しぶりに1局位はコンタクトしてみるかとワッチしてみますと、アルゼンチンの局とチェコの 局がコンタクトしているのが聞こえていました。途中でこのアルゼンチンの局がテレホンコールとQSOを中断しましたので、 このチェコの局がスタンバイ状態になりました。この待ち時間を利用しチェコ局をコールしてみました。

 ヨーロッパ方面が開けていたようで、一発で応答があり5.5のシグナルリポートをもらいました。ヨーロッパ方面は 時々開けているんでしょうか。この局のアンテナは2エレのキュビカルクワッドといっていましたが、時々5.9++ までSメータが振っていました。

 


 ★ 11月13日(火曜日) 

 久しぶりにワッチしてみました。バンド中が静かです。ダイアルを回していくと、アイルランドやイギリスの局が弱々しく 入感しています。コンディション的にはNGのようです。

 アルゼンチンの局(LU1ECZ)がCQを出しているのが見つかりましたので、ちょこっと冷やかしてみました。 ハイパワー(?)の3Wでコールしましたので一発で応答があり、5.9のシグナルリポートをもらいました。この局はえらく 愛想なしで、早々にファイナルを送ってきました。

 ほかにいないかと探しましたところ、オーストラリアの局(VK1MJ)が同じくCQを出しており、JAの8エリアのQRP局が コンタクトをしているのが聞こえました。ついでに私もと思い、これもまたハイパワーの3Wでコールしてみました。こちらの方も 一発で応答があり、送ったリポートは5.9++で、もらったリポートは5.8でした。

 


 ★ 10月23日(火曜日) 

 季節はずれの連続休暇に入っています。皆さんが働いているときに、一人だけいい目に会うことはできないようです。平日の昼間 にワッチしてみましたが、国内もパッとしません。年中聞こえる8エリアもそれ程強く入感していませんでした。

 午後3時過ぎに5エリア(愛媛県)の2レターのOM(JA5OE)さんが聞こえましたのでコールしてみました。夏のEスポ時以外で5エリア の局は聞いたことがありません。このOMさんアンテナをあちこちに回して一生懸命聞き取っていただきました。こちらの方から 送ったシグナルリポートは5.8で、もらったリポートは4.3でした。

 16時すぎになってパイルをさばいている局(FO/HG9B)が見つかりました。いつもの悪い癖で、パイルに混じってコールしてみました。 呼んだタイミングが良かったのか、2回ほどのコールで気がついてもらいました。当局からの3WQRPのインフォメーションに 対し、「OK 3WQRP グッドシグナル5.9」のコメント(リポート)をもらいました。

 


 ★ 10月14日(日曜日) 

 10月に入っておもしろいコンディションになっています。DXシーズンということで、出てくる局が増えたのかもしれませ んが、日頃聞かない局が出てきています

 14日午前中にパナマの局がJAの猛パイルを受けていました。お祭り(パイル)に参加してみましたが、競争相手が多すぎ コンタクトできませんでした。午後からチリの局(XQ5SM)が5.9++で聞こえていましたので、ちょこっと冷やかしてみました。 こちらの方は5.5でコンタクトできました。

 国内は7エリア、1エリアが結構強く入感していました。7エリアの局( JH7AXI )を50mwでコールしてみましたら、 5.9のシグナルリポートが帰ってきました!! 当局のトランシーバーの送信インジケーターメーターは、ほんの針の幅くら いしか振れていません。それで5.9で届くとは! 電波とは摩訶不思議なものです。

 そういえば10月11日にノルウエーの局(LA2FKA)と、ローカルのQRP局JA6DWOが出力30mwでコンタクトしている のを聞きました。わたしとJA6DWO局間は約4km位しか離れていません。彼がハイパワーかローパワーかは聞くだけで分かり ます。ちなみに、当日は私のアンテナをDWO局の方に回さないと、彼のシグナルは当局には聞こえませんでした。

 当日はショートパス状態でしたので、約1万kmを30mwの電波が飛んでいき、相手局に届いたようです。DWO局は 、当日5.3のシグナルリポートをもらっていました。そういえば、10月9日にポルトガルの局(CT1FJK)とも30mw でコンタクトできたといっていました。こちらの方はロングパスだったといっていましたので、約3万kmを30mwの電波が飛 んでいき、相手局にちゃんと届いたことになります!! この事実、QRPをやった人にしか信じてもらえないかなー???

 


 ★ 10月10日(水曜日) 

 10月に入ってめっきり涼しくなりました。さて本日のコンディションはとワッチしてみました。エリア指定をしてパイル をさばいている局が聞こえています。エリア指定はしていますがなかなか自分のコールサインを言いません。

 やっとコールサインのアナウンスがあり、ポルトガルの局と分かりました。ロングパスといっています。アンテナを南東方向 に回すと5.9++で入感しだしました。ポルトガルの局とはなかなかお目にかかれませんので、コールしてみました。 2〜3回コールしたところで気がついてもらえました。

 送ったシグナルリポートは5.9++で、もらったリポートは5.9でした。この局、約30分位で潮が引くようにシグナルダウン していきました。他にはLU(アルゼンチン)が5.9++で入感していましたので、こちらの方は50mwオンリーでコール してみましたが、気がついてもらえませんでした。3Wまでパワーを上げれば届くことは分かっていますので、今回は 50mwに限定してチャレンジしてみましたが、残念ながら気がついていただけませんでした。

 


 ★ 10月02日(火曜日) 

 ここのところ金曜日にワッチが多いんですが、本日は気が向きましたのでちょこっと聞いてみました。あまり聞こえてきません。 オッとエリア指定をしてパイルをさばいている局がいます。パイルになっている局がいますと、ついついコールしてみたくなり ます。

 この局はヴェトナムから出ている局(3W2DC)でした。Sメータは時々9+まで振っています。これならいけるとコールしてみました がなかなか気がついてもらえません。タイミングを見計らってコールし、やっと確認してもらいました。もらったシグナルリポート は4.4でした。久々に悪いリポートをいただきました。

 コンタクト終了後、そのまま聞いていますと、ロシアのQRP局がコンタクトしていました。面白そうなので、この局のコンタク トが終わったのを見計らって、10KHZダウンをお願いしましたところ、ちゃんとQSYしてくれました。このロシアの局 (UA0AV)は出力5Wでアンテナは2elのクワッドということでした。

 こちらから送ったシグナルリポートは5.9+で、相手局からもらったシグナルリポートは5.8でした。QRP同士とはいえ コンディションが良ければ楽々コンタクトできることが確認できました。


 ★ 9月28日(金曜日) 

 あと2日で秋のDXシーズン10月になります。本日は花の金曜日、ちょこっとワッチしてみました。ヨーロッパ方面は全く入感していませ ん。国内は8エリアの局が5.9++で入感しています。

 全般的にダイアルを回すと、パイルを受けている局がいます。ネパールの移動運用局のようで、9N7QJとアナウンスしています。オペレータは日本の方(JI 0LQJ石塚OM)のようです。特にJA局相手にサービスをされていました。

 時々5.9+までSメータが振っています。パイルが落ち着くのを待ってコールしてみました。3回ほど呼んだところで当局の QRPインフォメーションを聞き取っていただきました。

 こちらから送ったシグナルリポートは5.9+で、もらったリポートは5.9でした。当局とのコンタクト終了後、他にQRP ステーションはいませんかとアナウンスがあり、2エリアのQRP局(2W出力)がコンタクトを成立させていました。


 ★ 9月20日(木曜日) 

 さて本日のコンディションはどんなもんかなとワッチしてみました。エストニアの局がCQを出しています。 アンテナは6elといっていますので、これなら十分とってくれるだろうとコールしてみました。さすが6elの威力、一発で QRPのシグナルを聞き取っていただき、もらったシグナルリポートは5.7でした。

 ほかに珍局はいないかとダイアルを回すと、オーストラリアのタスマニア(VK7)の移動運用局がヨーロッパからの パイルを受けていました。ちょっとだけ冷やかしてみましたが、パイルが仁義無き戦い状態で、とても割り込む余地がありません でした。

 全般的に聞いてみますと、イギリス、ルクセンブルグ、イタリア、アルゼンチンの局などが聞こえていましたが、いずれも シグナルは弱く平均して5.7くらいの強さでした。

 1局のみのコンタクトでは寂しいので、他に珍しい局はと探しますと、 オーストラリアの島(VK9島名未確認)からモービルホイップで出ている局がいました。こちらから送ったシグナルリポートは5.8 で、もらったシグナルリポートは5.9というへんてこりんな結果になりました。


 ★ 9月11日(火曜日) 

 15号、16号とたて続けに台風が日本を襲っています。特に台風15号は関東地方を通過しましたので、 強風の影響でアンテナが壊れた方がおられるのではないでしょうか。幸いご当地福岡県には今のところ影響は出て いませんが、台風16号の動き次第では影響が出る可能性もあります。

 と前置きはこれくらいにして、11日夕方(19時頃)ワッチしてみました。全般的に静かです。ロシアの4エリアの局が 聞こえていますが、Sメータが全然振れません。ダイアルを回していくと、数局きこえましたが何れも非常に弱く入感して います。

 無線機の電源は入れたままで、しばらくテレビワッチをした後、21時少し前にふたたび聞いてみますと、ヨーロッパ方面 が開け出しました。ノルウエーの局(LA9VDA)が5.9++で入感していました。あまり呼んでいる局がいませんでしたので 、コールすると一発で応答があり、5.7のシグナルリポートをもらいました。尚この局の出力は1KWで4エレ八木を使用して いるとのことでした。


 ★ 8月31日(金曜日) 

 週末の金曜日、さて本日のコンディションはどうかなとワッチしてみました。先般コンタクトしたRZ9MYL局がのんびり とコンタクトしています。時々Sメータが5.9近くまで振り上がっています。この局をヨーロッパの局(イギリス等)が呼んで いますが、呼んでいるヨーロッパの各局はあまり強く入感していません。本日はあまりコンディションが良さそうにありません。

 ダイアルを回していくとパイルを受けている局がいます。さてどこから出ているのかなと耳を澄ますと、H44RDとアナウンス しています。オッ ソロモン島から出ています。アンテナを南東方向に回すと5.9++で入感しています。どうやら本日は 南方面が開けているようです。

 それにしても競争相手が多すぎます。しばらく嵐(パイル)の止むのを待っことにしました。QSLインフォメーションを流しています。 QSLはホームコールEA4DXとアナウンスしています。5分ほどで呼ぶ局が減ってきました。よしチャンスだと、例によって 例のごとく、イタリーキャナダQRPと呼びましたところ、一発で応答があり、QRPプリーズとコールバックされました。

 またいやな顔をされてもと思い、3WQRPであることだけを伝え5.9++ジャスト ライカ ローカル シグナル(ローカル 局並の強さ)とだけ伝えておきました。この局からは5.9のシグナルリポートをもらいました。しばらくして周波数のスプリット 指定をしましたので、あやうくコンタクトのチャンスを逃すところでした。


 ★ 8月23日(木曜日) 

 涼しくなったことと、若干仕事に余裕が出たこともあり、ここ1週間ワッチしてみる気になっています。 ダイアルを回してみましたが入ってくるのはノイズばかり。今日はダメかなと更にダイアルを回すとロシアの YL局(RZ9MYL)が出ていました。

 この局とは以前コンタクトしたことがありますが、以前にコンタクトした局と違うYLさんの声のようです。 ワッチしながらQRZ.COMでチェックをして驚きました。このRZ9MYLはオムスク(ロシア)のYLクラブステーションだったんです。

 そういえば時々違うYLさんが出ているなと感じてはいましたが、きっと姉妹にちがいないと勝手に思っていました。ホームページのURLが分かりましたので覗いてみましたところ、オペレータの顔写真が紹介してありました。(トップページ最下段のコンテンツ内にある、もっともアクティブな局欄です)

 今オペレートしているYLさんはと……。野次馬根性丸出しでチェックしてみました。へー このYLさんか。 ついでにコールしてみました。4回ほどコールしてやっと気がついていただきました。もらったシグナルリポートは5.7でした。

 さて、わたし一人だけ楽しんでは申し訳ありませんので、下記にこのYLクラブ局にリンクを張っておきます。 トップページに約70人ほどのYL局(ロシア美人)の集合写真があります。わたしと同じく野次馬根性のおありの方、ちょこっと覗いてみませんか?

  • RZ9MYLのホームページを見る


     ★ 8月19日(日曜日) 

     昨日の土曜日に引き続き、日曜日も昼過ぎにワッチしてみました。土曜日と同じく南方面が開けておりVK(オーストラリア) の局が強力に入感しています。せっかくですので何局かコンタクトしてみるかと思い、強そうな局を探してみました。

     VK(オーストラリア)局は昨日コンタクトしましたので、VK以外の局はいないかとダイヤルを回していると、9M6A( 東マレーシア)局が聞こえていました。コンテスト局ですのでショートコンタクトになりましたが、 5.9のシグナルリポートをもらいました。当局がQRP3Wであることをさり気なくインフォメーションしましたが、その件 に関しては無反応でした。(コンテストの局数稼ぎの方が先かもしれませんね)

     ほかに珍局はと探しましたところHS(タイ)の局が出ていましたので、ついでにこの局も冷やかしてみました。 この局は当局のQRPのインフォメーションに反応し、/QRPをつけて5.9のシグナルリポートを返してきました。 調子に乗ってギブミー ア リアリーシグナルリポート(本当の正確なシグナルリポートは?)と再度尋ねましたところ、 リアリーリポート5.9を返してきました。

     夕方になってヨーロッパ方面が開け、SP(ポーランド)、F(フランス)、LY(リトアニア)などが入感しだし ました。ちょとしたパイルになっている局がいます。PI4CCとアナウンスしています。PI4?? コールブックで確認 してオランダのクラブ局と判りました。

     数回コールしたところでQRPのアナウンスを聞き取ってもらえました。いつもの通り ”エニーステーション スタンバイ QRP ステーションオンリー” いやー申し訳ない。どちらさんもごめんなさいよ。並み居るハイパワー局にスタンバイしていただき、優先してコンタクトさせていただき ました。もらったシグナルリポートは5.2〜5.4でした。 

     サイクル23のピークは終わり、これからコンディションは落ちていくばかりと思われますが、まだ当分はサイクル23の恩恵 にあずかれそうです。


     ★ 8月18日(土曜日) 

     お盆明けの土曜日、夕方から少しワッチしてみました。国内は1エリアと8エリアの局が数局聞こえるだけです。しかも聞こえている局は、あまり強く入感していません。

     DX局はいないかと探しましたところ、オーストラリアのペディション局(VI8LH)がJA局のパイルを受けているのが聞こえました。アンテナを南方向に回して聞いてみますと、信号強度が激しく変動しています。風が非常に強いというインフォメーションを流していましたので、エレメントが風で揺さぶられているのかもしれません。

     アンテナは6EL八木ということですので、ちょっと冷やかしてみることにしました。いつもの調子でQRPを全面にアピールしてコールしたんですが、並み居るJAのハイパワー局の前には全く歯が立ちませんでした。何回かコールしているうち、このVK局がスプリット指定(5KHZアップ)をしました。こうなると当局の自作機ではお手上げです。残念ながら縁がなかったと諦めました。

     トランシーバーの電源は入れたままにしていましたので、21時頃ふたたび聞いてみますと、先のペディション局が30KHZほど周波数を変更して、21.280MHZで出ていました。JA局のパイルも治まったのか、パラパラと数局が呼んでいるだけです。しかもスプリット運用をしていませんし、非常に強力に入感しています。こりゃいただきだとコールしてみましたところ、わずか2回のコールで気が付いたようで、QRPステーションプリーズとコールバックされました。送ったシグナルリポートは5.9++で、もらったリポートは5.9でした。


     ★ 8月8日(水曜日) 

     雑用に追われDXコンタクトが中断しています。今月末までは仕事が忙しくあまり時間が取れそうにありません。本日約3ヶ月ぶりにワッチしてみましたところ、グァム島のホテルから日本の方が移動運用していました。

     この移動運用局のアンテナがホイップアンテナとのことでしたので、少々無理かなと思いつつコールしましたところ、ちゃんと拾っていただきました。DXをされている局は耳が良く、当局の/QRPのインフォメーションを目敏く聞き取られたようです。この局(KH2I)からは5.5のシグナルリポートをいただきました。

     この局とのコンタクト後、周波数(21.270MHZ)をそのままにしてワッチしていましたところ、23時過ぎにブルガリアの局がCQを出し始めました。5.9で入感していましたのでコールしましたところ、競争相手がないこともあり、一発でコールバックがあり、この局からも5.5のシグナルリポートをいただきました。

     その後、HA(ハンンガリー)やSP(チェコ)の局なども聞こえていました。しばらくワッチしていませんので、現在のコンディションの状態がどうかが判りませんが、とりあえず3Wでヨーロッパまで届きましたので、まずまずといったところでしょうか。


     ★ 5月6日(日曜日) 

     約2ヶ月振りにこのコーナーの更新になりました。ここ最近はノートパソコンのジャンク品の組み合わせや、自宅内のLANの構築などで遊んでいました。

     5月の連休も最後の日、そういえばコンディションはどうなっているかなと、久しぶりにワッチしてみました。国内は1、7、8エリアが結構強く入感していました。久しぶりに1エリアが聞こえていましたので、例年ご挨拶をする方が出ていないかと探してみましたが、残念ながら見つけることができませんでした。

     さてDXはと聞いてみたところ、イギリスとイタリアの局が聞こえましたが、あまり強く入感していません。さらにダイアルを回していますとパイルになっている局がいました。さてどこから出ているのと注意して聞いてみますと、ZL75でニュージーランドのペディション局でした。シグナルは時々5.9+まで振れていました。

     ちょっと冷やかしてみるべーと3Wでコールしてみました。4〜5回呼んだところでコールバックがありました。例によって例のごとく、3WQRPであること、無線設備はオールホームメードであることを図々しく紹介しておきました。この局からは3Wでコールし5.7のシグナルリポートをいただきました。


     ★ 3月6日(火曜日) 

     3月に入ってコンディションが変わってきたようです。ドイツやウエルズなどヨーロッパ方面の局がかなり強力に入感 しています。ただしコンディション的にはかなり不安定で、Sメータがフルスケールまで振れているかと思えば、急激に落ち込んだ り、目まぐるしく変化しています。

     久しぶりにチェコの局(OK1FFU)が聞こえましたので0.3Wでコールしてみました。結果はJA6までは取ってもらえましたが、サフィッ クスがどうしても取ってもらえませんでした。やむなくパワーを3Wに切替て再度コールしましたら、今度は5.6で届きました。

     ここしばらくはおもしろいコンディションが続くのではないかと思われます。


     ★ 2月26日(月曜日) 

     先週くらいからヨーロッパ方面が時々開けているようです。ちょっと気になりましたので、26日の月曜日にもワッチしてみました。 例年今の時期はあまりパッとしないはずですが、CX(ウルグァイ)やPT(ブラジル)、G(イギリス)などが結構強く聞こ えていました。

     珍しい局はいないかと探しますとLA2FKA(ノルウェー)がCQを出しています。3Wでコールしましたところ一発で 応答がありました。相手局は500W出力、こちらは3Wという奇妙な関係です。

     途中から相手局が出力を5Wに落としてきました。これでも聞こえるかといいますので、問題ない5.5だとリポートを 送ると、このノルウェー局は非常に喜んでいました。毎回同じことを書くようですが、このやり方が一番相手局に納得していただけ る方法のようです。


     ★ 2月22日(木曜日) 

     1月末のアルゼンチンの局とのコンタクト以来、少し小休止状態になっていましたが、久しぶりにフランスの局が聞こえて いましたので3Wでコールしてみました。

     結果は5.4のシグナルリポートをもらいました。このフランスの局(F6GCT)は、JAのQRP局とのコンタクトは 今回初めてだったようで、非常に喜んでいただきました。

     今の時期は南米が開けるはずですが、あまり強く入感していません。時々ヨーロッパ方面が開けているようですが、こちらの 方も今ひとつといった感じのようです。


     ★ 1月27日(土曜日) 

     一年で一番寒い時期を迎えたこともあり、なかなかトランシーバーの電源が入りません。1月頃は南米が例年聞こえてきます。 たぶん今年も聞こえているはずです。

     27日(土曜日)の15時頃ワッチしてみました。ブラジルの局が入感していますがあまり強力ではありません。今日はあまり コンデション的には良くないかなという感じでした。特に珍局でもなさそうでしたのでコールするのはやめました。

     夕方になって再びワッチしてみますと、今度はアルゼンチンの局が5.9++で聞こえています。たくさんのJA局がコール しています。ここでいつもの悪い癖が出まして、たくさんのJA局(ハイパワー局?)に混じって「イタリーキャナダQRP」 とコールを始めていました。

     JA局のほとんどが5.7〜5.9くらいのシグナルリポートをもらっていましたので、3W出力でないと無理だと判断し パワーを3Wに上げてのコールでした。5回目くらいのコールでコールバックがあり、もらったシグナルリポートは5.5でした。


     ★ 1月21日(日曜日) 

     先週は九州でも雪が積もり、久しぶりにタイヤチエーンを装着しての会社出勤でした。今年は例年並と聞いていましたが、夏も 結構暑く、冬は冬で当地九州で10cm程度の積雪があるなど、なんだかへんてこな気象状態です。

     ところで、21日(日曜日)は久しぶりに国内局(8エリア)とコンタクトをしました。このあとリグの電源を入れっぱなしにしていました ので、19時少し前にバンド中をワッチしてみました。21.147MHZでドイツの局(DJ1DW)がCQを出しています。 CWバンドでCQを出すとはと思いつつコールしてみました。

     CWバンドですので競争相手も無く、しかも3Wでコールしましたので、一発でコールバックがありました。ここはCWバンド なので21.150MHZまで上がるようにお願いましたところ、一旦は21.150MHZに上がってはくれましたが、混信があり 当局のシグナルが消されたようで、このOMさんは当初の周波数に戻り当局を呼んでいます。

     ショートコンタクトなら許してもらえるだろうとそのままコンタクトを続けました。案の定CW局がQSYを打ってきました。 ところがこのOMさん、そんなことにはお構いなく長々とインフォメーションを続けています。この周波数はCWバンドだから ショートQSOで失礼すると伝え、早々にファイナルを送りました。とはいうものの、QRP運用であること、リグアンテナとも ホームメードであることを伝えたことはいうまでもありません。

     当局とのコンタクト中の度重なるCW局のアピールに、このOMさんヘソを曲げたのか、当局とのコンタクト終了後もこのCW バンド周波数でCQを出し、スペインの局などとQSOをしていました。


     ★ 2001年1月6日(土曜日) 

     年も明けて2001年、サイクル23のピークも過ぎたと思われますので、コンディション的には下がる一方という 、おもしろくない展開になりそうです。そういう意味でこのコーナーもボチボチ閉鎖する時期かなと考えています。

     ところで、コンディション的には例年並に戻っているようですので、従来の3W出力運用に戻しています。当面は比較的珍しい 局を探してコンタクトをすることになると思います。

     前置きはこれくらいにして、新年早々ちょっとだけワッチしてみました。ベトナムから日本人の方が出ておられるのが 聞こえていました。この局からは3Wでコールし5.7のシグナルリポートをいただきました。


     ★ 12月24日(日曜日) 

     12月に入り何かと気ぜわしく、しばらくワッチをしていませんでした。久しぶりに聞いてみますと、南米(ブラジル)とW (アメリカ)の局、カナダの局などが入感していました。

     コンディション的には例年並という感じです。カナダの局がJA局から盛んにコールされています。ちょこっとだけ冷やかして みることにしました。JAのハイパワー局に混じってのコールですので、なかなか気づいてもらえませんでした。

     ほんの冷やかしのつもりでしたので、やめとくかと思って聞いていますと、QRP局が呼んでいるようだとこのカナダの 局が話し始めました。エッと思っていると前局とのコンタクトが終了すると同時にQRPステーションプリーズとよばれ、この局 からは5.2のシグナルリポートをいただきました。


     ★ 11月22日(水曜日) 

     11月21〜22日にかけてコンディションが上がっていたようです。21日にはヨーロッパの局がロングパスで聞こえて いました。このヨーロッパの局をワッチするためアンテナを南南東方向に向けていましたところ、ニュージーランドの局(ZL 4AS)が強力に入感してきました。こりゃいただきと考え0.3Wでコールしたところ、5.3のシグナルリポートをいただ きました。

     また22日も同じくヨーロッパ方面がロングパスで聞こえており、夕方ポルトガルの局(CT1APE)が5.9++で 入感していました。少し不安定ですし、しかもロングパスですので、ここでは相手の迷惑も考え3Wでコールしてみました。 この局スペイン語オンリーでしたので、少々自信がないんですが5.5のシグナルリポートだったと思います。久しぶりに イタリアの局も聞こえましたので、ついでにこの局ともコンタクトさせていただきました。


     ★ 11月02日(木曜日) 

     10月29日のコンテストは、コンディション的に今ひとつといった感じでした。サイクル23ということで過大な期待が あったのかもしれませんが、感じとしては昨年あたりとほとんど変わらないといったところです。

     夏場のハイバンドでは大きな影響が出るかもしれませんが、特に今の季節で、しかも周波数が21MHZではあまり影響が 出ないのが当然かもしれません。午前中にアメリカの局、夕方にはヨーロッパの数局とそれぞれコンタクトしましたが、これといった 珍局は聞こえませでした。

     コンテストの話はこれくらいにして、11月2日にブータンの局A52Wが聞こえていました。パイルになっていましたので 詳しいことは聞けませんでしたが、たぶんダイポールアンテナ使用ではないかと思いますが、結構強く入感していました。 何より当局の3Wのシグナルをちゃんと聞き取っていただきましたし、「QRPですか よく聞こえていますよ」というコメン トをいただき大変喜んでいます。


     ★ 10月17日(火曜日) 

     16日の夕方、ニューカレドニアの局(FK8HC)が聞こえていました。コンディションが良さそうでしたので 0.3Wでコールし、5.5をもらいました。

     17日はイギリスの局(G0WUA)が入感していました。出力400W、3エレ八木使用とインフォメーションしています。 少し不安定ですがピークで5.9〜5.9+程度でQSBを伴いながら入感しています。

     イギリスの局とは過去に0.3Wコンタクトの実績がありましたので、今回は最初から0.3Wでコールしてみました。他にJA局 が数局呼んでいることもあり、なかなか見つけてもらえませんでした。

     呼んでいる局が無くなってやっと見つけてもらいました。リポート3.3それにコールサインを間違ってとっています。ダメだこりゃ 、しかし途中でやめるわけにはいきません。やむなくパワー3Wに切替後再度コールすると今度はバッチリ5.5をかえしてきま した。

     とここまでは定石通りですが、途中でこのイギリス局がパワーダウンを始めました。出力60W位までは問題なく入感して いましたが、相手局が10Wまで落とした時点で急激に了解度が落ちました。最終的にこの局は2Wまでパワーを落としたようで すが、10W以下の出力では、非常に聞き取りにくい了解困難な状態でした。

     本来なら2Wは無理としても、10W程度の出力ならとれてもよさそうですが、今回はそうは問屋が卸さない状態でした。仕方が ありませんので、こちらの自作トランシーバーの受信感度不足でしょうと言い訳だけはしておきました。それにしても悔しいですね。


     ★ 10月07日(土曜日) 

     そのうち機会があればと狙っていたグァム島との50mwコンタクト、10月7日にとうとうできました。相手局のコールサ インはKH2/JA7AQR局です。JAの7エリアのOMさんが移動運用されていたようです。コンディションが良さそう でしたので出力50mwでコールしてみました。

     結果はこちらから5.9++を送り相手局から5.9のシグナルリポートをもらいました。50mwで5.9は良すぎる と思いましたが、次々とJA局をさばいておられましたので、本当のところのシグナルリポートを聞くことができませんでした。 シグナルリポートは別として、とにかく50mwで届いたのは事実です。


     ★ 10月02日(月曜日) 

     10月に入ってめっきり朝夕が涼しくなりました。コンディション的にも秋型に変わりつつあるようです。オーストラリアの VK2XTビルさんのシグナルがだんだん強く入感するようになりました。

     国内的にも、夏の間あまり聞こえなかった8エリアが5.9++で入感しています。逆にヨーロッパ局があまり強く聞こえなくなっています。今年の秋のコンディションはどうかなと気になり始めました。

     10月2日に中国のペディション局が5.9++で聞こえていましたので、0.3Wでコールしてみました。よほどコンディションが良かったのか0.3W出力で5.9のシグナルリポートがもらえました。


     ★ 9月16日(土曜日) 

     8月15日以降ちょうど1ヶ月のブランクになりました。8月15日の0.3wコンタクトで、スペインの局に笑われながらの 対応を受けて以来、すっかり いじけてしまい戦意喪失状態でした。

     と 済んだことをグズグズいっても仕方がありません。気を取り直して……というと格好がいいんですが、実はワッチはそこそこ していました。特に目立った動きが無く、コンディション的には夏型から秋型への変わり目の状態のようです。VK(オースト ラリア)などが、結構強く聞こえ始めています。

     9月15日にウクライナの局UX2MMとコンタクトし、0.3Wで5.5をもらいました。また翌16日にはマレーシアの2局 (9M2KE、9M2XA)と0.3Wでコンタクトが成立し、それぞれ5.7のシグナルリポートを貰いました。


     ★ 8月15日(火曜日) 

     やっと仕事も一段落、気持ちに余裕が出たところでワッチしてみました。あちゃー今日はダメかな。インドネシアの局が 細々と聞こえる程度です。

     おっとスペインの局が聞こえています。激しくシグナルがアップダウンしていますが、だんだんシグナルが強くなってきてい ます。これならしばらく待てばコンタクトできるかもしれないと考え、しばらくワッチを続けました。予想通りスペイン局が 5.9++で入感しだしました。 

     これがチャンスと0.3Wでコールしてみました。しばらく待っていたこともあり、競争相手のJA局がいません。1発で 確認してもらえました。とここまでは良かったんですが、出力が0.3Wであること、リグ、アンテナともホームメードで あることを伝えましたところ、笑いながら5.5のシグナルリポートを送ってきました。

     以前にも何度かそういう対応をされたことがあります。私のコンタクト内容を台所で聞いていた家内が、コンタクト終了後、 さっきの人は信用していなかったのではないかとブツブツいっていました。相手局は700W出力だから、そりゃ信じたくなかっただ ろうさと、さりげなく答えておきました。

     以前アルゼンチンの局が、当局が3Wであることをインフォメーションしても反応してくれなかったことがありましたが、 この局はこちらから自作関係の資料を送ることで態度が変わり、QRPをたたえるメッセージと沢山の資料を送ってくれました。 今度のスペインの局も理解(納得)してくれるといいんですが???


     ★ 8月9日(水曜日) 

     相変わらず仕事がピーク状態のため、精神的に余裕がありません。とはいうものの、やはりコンディションが気になり夕方 にワッチしてみました。

     T88BX(パラウ)や5W1SA(ウエスタンサモア)などが聞こえています。コンディションはあまりいい状態とはいえず、 シグナルの強さが激しく変動しています。ただしピーク時には9+まで上がっています。ひょっとする届くかもしれないと考え 、図々しくも50mwでそれぞれの局をコールしてみました。 

     結果は、JA局がたくさんコールしているため、残念ながら気が付いてもらえませんでした。3Wなら届いたと思いますが 、パラウもウエスタンサモアもすでに3Wでコンファーム済みであり、今回は深追いせず早々に諦めることにしました。

     そうはいうものの、消化不良は体に良くありません。ほかに珍しい局はいないかとダイアルを回すと、ハワイの局AH6HYが 聞こえていました。あまり強くは入感していませんが、憂さ晴らし(相手局には誠に失礼かもしれませんHi)に3Wでコール してみました。結果は5.3のシグナルリポートをもらいました。


     ★ 7月31日(月曜日) 

     ちょっと聞いてみようかとワッチしてみました。バンド中が静かで、ロシアの局がかすかに聞こえています。せっかくワッチ したのに残念と思いながらダイアルを回すと、フィリピンから出ているDU3NHK小早川さんが聞こえていました。

     アンテナはバックに近い方向ですが強力に入感しています。そういえばフィリピンはまだ0.3Wでコンタクトしていなかった ことを思いだし、アンテナをフィリピン方向に向け直し、とりあえず3Wでコールしてみました。 

     コンディションが良かったこともあり、一発でコールバックがありました。小早川さんとは過去に何度かコンタクトをしたこと がありましたが、3W以下でのコンタクトはしていませんでした。シグナルリポートは3Wで5.9ということでしたので、パワ ー落とすので聞いてほしいとお願いし、0.3Wおよび50mwにパワーを落とし、それぞれのシグナルリポートをもらいました。

     結果は、0.3Wでは5.5のシグナルリポート、また50mwでは出ていることは分かるが、内容を聞き取るのは難しいとの ことでした。残念ながら今回は50mwでのコンタクトは成立しませんでしたが、コンディションの良さそうな時に再チャレンジ してみるつもりです。


     ★ 7月29日(土曜日) 

     仕事が忙しくなり無線が少しお休みになっていました。土曜日の昼下がり久しぶりワッチしてみると、国内の7エリア、ロシア 、中国、インドネシアなどが入感しています。

     どの局もあまり強く聞こえていません。今日はダメかなと思いつつ、更にダイアルを回していますと、21.250MHZでスロベニア のS52QM局が強力に聞こえていました。 

     JAの7エリアの局とコンタクトをしています。アンテナは5ELを使っているようですので、ローパワーでもいけそうです。 前局とのコンタクト終了後、0.3Wでコールしてみました。結果はロシアの1WQRP局に先を越されましたが、コールバック がありました。

     もらったシグナルリポートは5.5でした。一通りのインフォメーションが終わったところで、パワーを3Wに上げて再度シグ ナルリポートを要求すると、5.9を送ってきました。相手局は900W出力、大砲相手に竹槍で挑戦するようなものですが、 これでも太刀打ちできるできるところが、無線のおもしろさかもしれません。


     ★ 7月4日(火曜日) 

     ダイアルを回していますと、21.195MHZで聞きなれないコールサインが聞こえています。A52NLさてどこかな? にわか仕立てのDX erの当局には分かりませんでした。

     コールブックで確認してこりゃまたビックリ、なんとブータンではありませんか。あまり強くありませんが、幸いパイル状態 ではなかったため、ダメ元でコールしてみました。  

     結果は3W出力で5.9のシグナルリポートがもらえました。当局がQRP局であることを伝えましたところ、出力とアンテナを尋ねられ ました。相手に送ったシグナルリポートが5.7 もらったリポートが5.9と、へんてこりんな関係になりましたが、相手局が ダイポールアンテナを使用しているようでしたので、それが原因でシグナルリポートが逆転したと思われます。

     しばらく50mw出力でDXを追っかけようと思っていましたが、未コンファームのカントリーが出てきますと、確実に取り たいこともあり、ついつい3Wのハイパワー(?)で呼んでしまいます。


     ★ 7月1日(土曜日) 

     先週の日曜日(25日)に50mwで台湾まで届きましたので、ほかのDX局とも機会があればと、虎視眈々と狙っています。

     1日(土曜日)に韓国駐在のHL1/JA1EFPに対し、ちょとだけパイル状態になっていました。  Eスポ状態のようで、激しいQSBを伴いながらピークで5.9++で入感しています。これならいけると判断し、50mwで コールしてみました。

     何人かのJA局が次々とコールをしていますので、さすがにこのパワーでは、なかなか気が付いてもらえません。呼ぶ局が少な くなるまでしばらく待ってコールし、やっと気が付いてもらいました。50mw出力でもらったシグナルリポートは5.3でした。


     ★ 6月25日(日曜日) 

     24日(土曜日)から25日(日曜日)にかけてワッチしてみました。24日にはミクロネシアのワリス島のFW5ZLと0.3Wで コンタクトができました。もらったシグナルリポートは5.5でした。

     ぼちぼちサイクル23の影響が出始めたようです。といいますのも、サイクル以外の時には、相手局が大体これくらいの強さなら コンタクト可能という経験則のようなものがあります。ところがサイクルにかかりますと、この方程式がくずれ、相手局がそれほど 強くないのにあっさりコンタクトができてしまいます。これは前のサイクル22の時に何度も経験したことです。

     今回のFW5ZL局とのコンタクトも、どちらかというとこれに似た状態でした。何度もコールすることもなく、コールサインの 確認も楽々取ってもらえました。

     また、25日の日曜日は鹿児島が聞こえたりしていましたので、Eスポが発生していたようです。台湾の特別局(BW2000) が聞こえていましたので、思い切って50mwでコールしてみました。結果は5.5のシグナルリポートをもらいました。今回のサ イクル23での初の50mwDXコンタクトになります。


    ★★★★ ★ 2000年6月4日(日曜日) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

     日曜日の21時過ぎからおもしろいコンディションになっていました。Wの1エリアが入感しています。ほかに聞こえないかダイアルを回していましたら、スウェーデンの局(SM2CEW)が5.9++で聞こえていました。

     この局は4el八木を使っているようなので、なんとかなりそうです。0.3Wで図々しくコールしてみました。残念ながらJAの1エリアの局に負けたようで、コールバックがありません。やはり無理かなと思いつつ、1エリア局とのコンタクト内容を聞いていますと、このスウェーデンの局がQRP局も呼んでいたという話をしています。

     エッ!! と思いつつ、さらに聞いていますと、前局とのコンタクトが終わると同時に、QRPステーションプリーズと呼ばれました。ちゃんと届いていたんですね。コールサインの確認に2〜3回のやりとりはありましたが、4.3のシグナルリポートをもらいました。

     所期の目的は果たしましたので、あまり迷惑をかけてはと思い、ここでパワーをフルパワーの3Wに切り替えました。この時のシグナルリポートは5.5でした。このスウェーデン局の出力は1KWです。当局のあまりのローパワーぶりが信用できなかったのか、途中からこの局がパワーダウンを始めました。1KWから10W→1W→0.5Wと順に落としてきました。都度のシグナルリポートをこちらから送ると、相手局も納得したようです。

     このようなやり方が一番説得力があります。アンテナは何を使っているかと聞かれましたので、3elZLスペシャルと答えましたところ、ZLスペシャルは2elではないのかと聞いてきました。ホームページで詳細を公開していると話しましたところ、その場で私のホームページにアクセスしてくれました。

     当局の下手な英語より、ホームページを見てもらった方が理解が早かったようで、使用しているトランシーバーも含めて十分納得していただいたようです。こんな方法もあったのかと、改めて気が付くコンタクトでした。


     ★ 5月31日(水曜日) 

     この日は所用で会社を休んでいました。お昼頃久しぶりにワッチしてみました。Eスポが発生しているようで、国内では宮崎県とか愛知、大阪などが入感しています。いずれも通常ではスキップして聞こえないエリアです。

     さらにダイアルを回していくと、21.250MHZでパイルになっている局があります。相手局は結構強く入感しています。相手局のコールサインの確認にしばらくかかりましたが、やっとA41LZであることが確認できました。

     A41 ?? はてどこかな コールブックで確認し、オマーンであることが判りました。すわー大変だー。いそいでアンテナを回しました。ちょうどこの時、あまりのパイルのひどさに、この局が2レターコール要求を出しました。この機会を逃すとチャンスがないと判断し、私にとってハイパワーの3Wで「イタリー.キャナダ」の2レターコールを繰り返しました。3〜4回呼んだところで「OKイタリー.キャナダ」と確認してもらえました。

     ややしばらくして順番がまわってきてコールされました。もちろんこの時点では、3WQRPであることのインフォメーションを、またまた図々しくしておきました。もらったシグナルリポートは5.3でした。


     ★ 5月19日(金曜日) 

     18日から19日にかけてワッチしてみました。両日ともEスポが発生していたようです。18日にはHL1TBJ(韓国)とコンタクトし、3Wで5.5のシグナルリポートをもらいました。

     実はこの韓国局とは、0.3Wでコンタクトしたかったんですが、オペレーターがYL局で聞き取るのに苦労しているのが伺えましたので、あえて3Wのままでコンタクトしました。

     また、19日はマカオの局(XX9TKW)に対しパイル状態になっていました。オペレーターはフィンランドの人のようでした。「5.9QSL」が普通のところを、しっかり0.3W QRPであることだけは伝えましたので、少々ムッとした対応で、シグナルリポートがかえってきませんでした。

     すみません。私にとっては珍しくもないマカオですので、0.3Wがアピールできないと、今時の若い人がよく使う「意味ないじゃん」なんですけど!?(ちょっと言い過ぎかな??)


    ★★★★ ★ 2000年4月29日(土曜日) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

     前日のコンディションの良さにつられて29日もワッチしてみました。この日は28日をしのぐ非常に良いコンディション状態でした。

     12:30JSTにパラウ移動の局(T88TV)と0.3Wでコンタクトができ、シグナルリポート5.5をもらいました。また、夕方の19:21JSTには、イギリスのGI0AIJと同じく0.3Wでコンタクトができ、このイギリスの局からは、0.3W出力時に5.2を、また出力を3Wに上げた時には5.5〜5.6のシグナルリポートがもらえました。

     このイギリス局とのコンタクト途中で、当局のリグとアンテナの紹介をしてくれとの要請があり、はて?最初に紹介したはずだが聞き漏らしたのかな、と思いつつ再紹介をしました。

     この理由は間もなく判りました。アイボール(ivor)さんは、当局が自作リグの詳細を説明している当局の音声をテープレコーダーに録音していたんです。こちらのスタンバイ後、このように聞こえていると再生して聞かせてくれました。

     前にもイギリスの局から同じようなサービスをしていただきましたが、今回は前回と違い自分で言うのもおかしいんですが、とてもQRPのシグナルとは思えないクリアーさでした。

     この局からはホームページのアドレス紹介がありましたので、コンタクト終了後さっそく見てみました。少々の事には驚かない私ですが、すばらしいアンテナシステムに開いた口が塞がりませんでした。興味のおありの方、「百聞は一見にしかず」です。ぜひ覗いてみてください。特にトップページのメニューの下から4番目の「 3 Photos of New 220ft Tower」の部分は、見るとぶったまげると思います。ちなみに私とのコンタクト時に使用したアンテナは、この写真に写っている6エレメントYAGIの4パラ接続でした。

       GI0AIJ局のホームページを見る


     ★ 4月28日(金曜日) 

     家庭内のアクシデントで時間がとれなくなっています。とはいうものの、三度の飯より好きな無線(ちょっと大げさですHi)のこと、ちょこちょこワッチはしています。

     27日にはイギリスの数局が聞こえていました。出力が4〜500Wクラスの局のようで、Sメータが時々フルスケールまで上がっていました。冷やかしに0.3Wでコールしてみましたが、残念ながらとってもらえませんでした。

     28日の早朝(06:30JST)には、南米(アルゼンチン、ブラジル)の局が結構強く入感していました。また、オーストラリアもそこそこの強さで入ってきているようです。ビルさん(VK2XT)が、相変わらずJA局相手にショートコンタクトを繰り返しているのが聞こえていました。夕方には前日(27日)と同じく、イギリスの局が聞こえていました。

     最近は出力0.3Wでしかコールしないようにしていますので、コールしてもとってもらえないケースが増えています。3Wならとってもらえるのにと思い、思わずパワー切り替えスイッチに手を出しそうになるのを、忍の一字で押さえている今日この頃です。


     ★ 4月5日(水曜日) 

     ちょとワッチということで聞いてみました。フインランドの局(OH1BV)とJAの3エリアの局がコンタクトしているのが聞こえていました。

     このフィンランドの局5.9++で入感しています。こりゃコンディションが良さそうだと思い、JA局とのコンタクトが終わるのを待って、0.3Wでコールしてみました。

     一発でコールバックされました!! もらったシグナルリポートは5.4です。フィンランドの局とはたくさんコンタクトしていますが、0.3Wでのコンタクトは初めてです。この日はヨーロッパ方面からの例の「うなり音」が聞こえていましたので、コンディションが上がっていたようです。

     0.3Wでヨーロッパの局から5.4を貰えるとは、いよいよサイクル23の影響が出だしたのかもしれません?!


     ★ 3月27日(月曜日) 

     先週末のコンテスト、まずまずのコンディションだったようです。ハイバンドの方はサイクル23の影響が出ているかもしれませんが、21MHZは聞いた限りでは顕著な現象は感じられません。

     TX0DXという局が出ていました。フランス語訛の英語でしたので、オペレーターはフランス人だと思われます。10KHZアップのスプリット指定をしていましたので、NO4号機+ダイポールアンテナで受信、NO5号機+ZLスペシャルで送信するという珍芸でコンタクトしました。

     パイルになる前の状態でしたので、こちらから2回ほどのコールで気がついてもらいました。こちらからは5.9++、もらったリポートは5.9でした。QSLインフォと聞きましたが、これに関する案内はありませんでした。


     ★ 3月1日(水曜日) 

     2月29日から3月1日にかけて面白いコンディションになっていました。2月29日は近場の韓国の局 あたりが入感していました。この日はVU(インド)が聞こえていましたのでちょっと冷やかしてみました。

     3月1日は21.228MHZでアフリカのセネガル移動運用6W6/K3IPK局が出ており、パイル状態になっていました。最初はフィジー島付近から出ていると勘違いし問題にしていなかったんですが、コールブックで確認してビックリ! アフリカのセネガル移動局だと気づき、慌ててパイルに加わりました。

     私がコンタクトする少し前に、JAのゼロエリアのQRP局がコンタクトを成立させていました。最初は勘違いもあり、アンテナは南東方向に向いていたんですが、途中でアフリカと気づき西にアンテナを回しましたが、結果としてそちらの方が弱く、コンタクト成立時には南東方向(ロングパス)でした。

     この局はQRPのアナウンスが聞こえると、優先して拾っている感じでした。このような局ばかりですとQRP局は助かるんですが……。いずれにしても目の離せないコンディション状態になってきたようです。


     ★ 2月25日(金曜日) 

     冷やかしでワッチしてみたところ、ヨーロッパ方面からの例のワーンという唸りが弱いんですが聞こえていました。21.180〜250MHZ付近はロシアの局が数局聞こえるものの、ヨーロッパ方面の各局は聞こえていません。

     やはり今日もダメかなと思いつつ周波数を上げていくと、21.320MHZでドイツの局(DF1OM)がCQを出していました。少しフラフラしていますが時々Sメーターが9+まで振っています。

     これならいけるだろうとコールしてみました。結果は1発でコールバックがあり、5.5のシグナルリポートをもらいました。結構強く入感していましたので、アンテナとパワーを尋ねましたところ、アンテナは7EL八木、パワーは200Wということでした。

     相手局のアンテナに助けられた感は否めませんが、全くコンディションが悪いと届きません。そういう意味ではコンディションオープンも間近かもしれません。


     ★ 2月21日(月曜日) 

     全くワッチしなかったということはないんですが、ここ1ヶ月ほど目立ったコンディションアップなかったと思います。(単発的なものは聞いたが、連続的に良かったことはなかった)

     昨年も3月末位から徐々にコンディションが良くなっていきましたので、今年もたぶんその時期まで望み薄かなと感じています。たまたま21日(月曜日)にワッチしてみましたら、フインランドの局(OH7WP)が出ていました。

     この局は出力600Wに6ELスタック使用の局ですので、さすがに強力に入感していました。この日はノルウエーの局をはじめ、ヨーロッパの局も数局聞こえていましたが、いずれも大した強さではなくコンディションの悪さを痛感しました。

     ついでにこのフィンランド局をコールしてみましたが、全く気づいてもらえませんでした。この局とは1998年12月20日にコンタクトが成立しており、その時は5.5のリポートを貰っているんですが、今回は残念ながら「全くお呼びでない!」状態でした。何はともあれ、あと1ヶ月位の辛抱でしょうか。


     ★ 2000年1月10日(月曜日) 

     ここ最近、これはというコンディションアップは、私のワッチした限りではありませんでした。毎年この時期には南米が入感します。この南米局も特別強力に入感ということもなく、聞いた感じでは例年通りといった感じです。

     ハイバンド(28MHZ.50MHZ)では、サイクル23の影響が顕著に出ているかもしれませんが、このところ21MHZでは今ひとつといった感じです。

     そうはいうものの、ロングパスが開けることが例年より若干多いようですし、何よりQRP運用でロングパスコンタクトができたのはここ数年間では無かったことです。

     昨年12月18日のスイス局とのコンタクトは、ロングパスコンタクトでした。通常のショートパスでスイスまでの距離は約1万km位でしょうか。ロングパスでは、それの逆回りつまり地球1周4万kmとの差、約3万kmをQRP電波が飛んでいったことになります。こう考えると、やはりサイクル23様々かもしれません。


     ★ 12月18日(土曜日) 

     父島(JD1)から出ている局がヨーロッパの各局から猛パイルを受けていました。 お! 今日は開けるかなと思っていましたら、ヨーロッパの各局がエコーがかって聞こえ始めました。 

     アンテナを南東方向(ロングパス)に回し、珍しい局はいないかと聞いてみました。イタリア、フィンランド、スペイン、オーストリアの各局が入感していました。さらにワッチしていますと、久しぶりにスイスの局が聞こえていました。

     QSB混じりで入感していますが、アンテナに4EL八木を使っているようですから、取れるだろうとコールしてみました。最初はJA?HIC/QRPリポート4.1を送ってきましたが、こちらからロングインフォメーションした結果、シグナルリポートが5.2に修正され、コングラチュレーション、エクセレントシグナル(直訳:おめでとう【QRPながら】立派なシグナルだよ!)をいただきました。

     ここ2週間ほどのDXコンディションは最低のようでしたが、明日と明後日はひょとしたら遊べるかもしれませんね。


     ★ 12月15日(水曜日) 

     少しワッチしてみるかと思いダイアルを回すと、相変わらず静かなようです。今日もダメかと思った時、 △△△5.9と強力に入感する、DXペディション局並の運用をしているBX2000が見つかりました。 

     この日(15日)は不思議なコンディションで、BX2000以外の局はほとんど聞こえてこない状態でした。そのような中、このBX2000局に対してちょっとしたパイル状態になっていました。

     JAの局もコールしていましたが、VKの局やヨーロッパの局も盛んにコールしているようでした。5.9++状態で入感していましたので、パイルに混じってコールしてみました。5回ほどコールしたところで気づいてもらい、QRPステーションプリーズと呼ばれ、もらったリポートは5.9でした。

     この局、途中から5KHZアップのスプリット運用指定に入るなど、モテモテの状態でした。どこから運用しているのかなと思い、コンタクト後も聞いていましたところ、聞き間違いかもしれませんが、台湾本土から電波を出しているようでした。

     ここ2週間ほどのDXコンディションは最低のようで、国内の7,8エリアは強力に入感するんですが、DX局はほとんど聞くことはありませんでした。


     ★ 12月1日(水曜日) 

     さて本日のコンディションはと思いワッチしてみました。VK(オーストラリア)の局が聞こえていますがあまり強くありません。

     今日はダメかなと思いダイアルを回していくと、LU(アルゼンチン)の局が5.9+で入感していました。あまりにも強力でしたので、ちょっと冷やかしてみることにしました。

     前局(ロシア)とのコンタクトが終わるのを待ってコールしました。一発でコールバックがあり5.6のシグナルリポートが帰ってきました。3W出力のQRP局であること、アンテナとリグは自作であること等を紹介しました。普通ならここでコングラチュレ−ションが帰って来るんですが、この局はそんなこと、とても信じられないといった様子で、この件に関しては一切ノーコメントでした。

     実はもっとパワーダウンの実験をしてみたかったんですが、相手局の反応がないとやってみようという気になりませんでした。QTHや天候、外気温など一般的な紹介等が終わったあと、もう一度だけ3W出力であることをアピールしてみましたが、相変わらず全くの反応なしでした。3Wくらいのパワーでアルゼンチンまで届かせることも、今時リグも含めたオールホームメードの局が出てくることも、とても信じられないということかもしれませんね。


     ★ 11月26日(金曜日) 

     前日のコンディション状態から、ひょっとしてと思いこの日もワッチしてみました。フランスの局がCQを出しているのが聞こえていました。時々エコーがかかったような入り方をしています。ひょっとしてロングパス? とは思いましたが、そのままコールしてみました。

     結果はネガティブコピー4.1と返してきました。フランスは過去何度もコンタクトしていますが、コンディションが非常に不安定で、相手局もエコーがかかったり、かからなかったりフワフワしながら入ってきていました。Sメーターもちょっとだけ振れる程度強さでした。

     それにしてもフランスの局ごときに振られるとは(すみません表現が過激です)アンテナを180度回転させて再度聞いてみました。このとき初めてフランス局がロングパスアナウンスをし始めました。再度チャレンジ「JAサムシングコールアゲイン」お!今度はうまくいったか? 結果はやっぱりネガティブコピーでした。

     と ここでとんだハプニング、ZL(ニュージーランド)の局が当局をコールしてきました。/QRPが珍しかったんでしょうか。5KHZアップとアナウンスし周波数を変更後、このZL局とコンタクトをする羽目になりました。せっかく呼んでくれましたので、あなたの国の人が考えたアンテナを使っています。とさりげなくヨイショをすることも忘れませんでした。(何?この世渡り上手めですって!)


     ★ 11月25日(木曜日) 

     11月13日(土曜日)以降、ワッチしなかった訳ではなかったんですが、DX的には最低の状態のようでした。Wの局もそれ程強くは入感していないし、ヨーロッパの局はほとんど聞こえてきませんでした。

     10月末のWWコンテストで皆さん満足して出なくなったのか、はたまたコンディションがパッとしなかったのかどちらかでしょうが、やはりコンディションが悪かった方が正解のような気がします。

     久しぶりにスウェーデンの局が聞こえましたのでコールしてみました。相手局は6EL八木に1KW局で、相手局から貰ったシグナルリポートは5.2でした。コンディション的には不安定で、かなりのQSBがありました。このコンディションアップも長続きせず、その後ノルウエーの局も聞こえていましたが、すぐにかすかに聞こえる程度まで落ち込んでしまいました。


     ★ 11月13日(土曜日) 

     この日はJAコンテストが開催されており、バンド中にCQジャパーンが鳴り響いていました。その中に、前の週(7日)に出ておられたカルフォルニアのKE6RD局(中田さん)も、JA局相手にコンタクトを繰り返しているのが聞こえていました。

     コンディション的には、午前中はWの局が結構強く入感していました。面白そうな局はいないかとダイアルを回してみますと、5月31日にコンタクトしたN7EKX局(Geryさん)が出ていました。

     先日のQSOの後、自作のキュビカルクワッドの写真などを送っていただいていましたので、お礼かたがた声をかけてみました。3Wでコールし5.9のシグナルリポートをいただきました。

     コンディションが良さそうなので、ここで図々しくお願いをし、パワーダウンの実験をさせていただきました。結果は0.3Wで5.5、50mWでは出ていることは確認できるが、話の内容が聞き取れないということでした。

     今回は残念ながら50mWでは了解不可能だったようです。私の方は0.3Wで南米(LU)とコンタクト済みでしたので、それ程感動は無かったんですが、Geryさんは0.3W局とのコンタクトは初めてだったようで、とても喜んでいただきました。


     ★ 11月7日(日曜日) 

     この日はカルフォルニアの中田さん(KE6RD)が、早朝からたくさんのJA局を相手にコンタクトをしているのが聞こえていました。

     コンタクト相手の中には2WのQRP局も混じっているようでした。この日は比較的コンディションが良かったこともあってか、数時間に亘るJA局相手のサービスが行われていました。

     途中でQRPオンリーの指定があり、3W局、2W局、1W局、いろんなパワーのQRP局が次々とコンタクトを成立させています。結構みなさんがっばっていますねー。

     と ここで、え!出力100mWですか。中田さんのビックリした声が聞こえてきました。2エリアの100mWQRP局がコンタクトできたようです。「たくさんのQRP局とコンタクトしましたが、今までの中での新記録です」と中田さんがコメントしていました。

     そういえばローカルのJA6DWO局は、10月末のWWコンテストで、出力30mWでLU(アルゼンチン)とコンタクトが成立したといっていましたし、JJ1ILR局(臼井さん)からもハンダ外れ?のトラブルマシンでW(アメリカ)の局とコンタクトが成立し、あとでパワーを測定したら出力が10mWだった!というメールも入ってきていました。

     7mW出力の国内コンタクトは実験済み(NO4号機コーナーで紹介)ですので、本日DX用としてNO5号機のパワー切り替え回路を改造しました。パワーは3W、300mW、50mWの3段切り替えになりました。さて最小パワーの50mWで一体どこまで届くか楽しみです。それにしても聞き取る相手局は迷惑な話かも……??


     ★ 10月31日(日曜日) 

     前日の土曜日は、仕事の関係で運用できませんでした。日曜日の午前9時30分頃からワッチをしてみました。恒例のWWコンテスト中でバンド中にCQコンテストの声が鳴り響いていました。

     午前中は南米、北米の局が数多く聞こえていました。コンディション的には、Wの局(超ハイパワー局)がそれほど強く入感していませんでしたので、特別に良かったとはいえなかったと思います。

     この日は全国QRPオンエアデーになっていましたので、21.165MHZでCQ QRPを出しましたところ、JA8QN/QRP局(佐々木OM)から応答がありました。

     JA8QN/QRP局の終段はST管の6ZP1でした! この真空管の名前をご存じの方はかなりの年輩の方のはずです。佐々木OMに回路図を送っていただくようにお願いしました。NO6号機の終段に6ZP1を使ってみようかと思っています。


     ★ 10月28日(木曜日) 

     野球の日本シリーズを片目で見ながら、20時50分(JST)頃ワッチしてみました。例のヨーロッパ方面からの唸りのシグナル聞こえていました。ひょっとするとコンディションが上がっているのではと思いました。

     出ている局は少なかったんですが、ポーランドの局(SP4TKR)がJA局相手にショートコンタクトを繰り返していました。21時00分(JST)頃、最高にコンディションが上がった状態になり、このポーランド局が終始フルスケールで入感しだしました。

     これならいけると判断し、パワーを1Wに切り替え、このポーランド局をコールしてみました。2局ほど他局(JA局)に先を越されましたが、1W出力で5.7のシグナルリポートが帰ってきました。

     残念ながら、その後20分足らずでこのコンディションはダウンしてしまいました。今回は1Wでチャレンジしましたが、もらったシグナルリポートから判断すると、0.3Wでも十分いけたのではと、今になって残念に思っています。


     ★ 10月23日(土曜日) 

     21.296MHZでイギリスの局(G0STA)がJA局相手にロングQSOをしています。あまり強くはなかったんですが、安定して入感していましたので、QSOが終わるのを待ってコールしてみました。

     わたし以外にも数局のJA局がコールしているのが微かに聞こえていました、ここでG0STA局がいきなりアナウンスを始めました。「紳士諸君、QRP局が当局を呼んでいる。みなさんスタンバイし、この周波数を空けてほしい」直訳するとこのようなアナウンス内容でした。

     数回のアナウンス後、QRPステーションプリーズと呼ばれました。さすがイギリス紳士です。QRPステーションをサポート(補助)するため、他局(QRO局)をスタンバイさせ再度コールさせる。見事としかいいようがありません。

     そのような恵まれた状態でコールしましたので、1発でコールサインを確認してもらえました。リポートは了解度が5であるだけです。とにかく了解度は完全に5だ!! の繰り返しだけでしたので、おそらくSメーターはノイズレベルの振れだけで、当局のシグナルによる振れは無かったと思われます。

     出力は3Wであること、アンテナ、リグともホームメードであることなどを伝えましたところ、コングラッチュレーションの連発で祝福していただきました。オペレーターのレス(Les)さんは大変親切な方で、途中で当局の声をテープレコーダーに録音したものを、マイクを通して再生して聞かせていただきました。

     ノイズ混じりの変調音でしたが、結構クリアに聞こえており、へーこんな具合に届いているのかと妙に感心したり、貴重な経験をさせていただきました。

     ところで肝心のコンディションの件ですが、ここ2週間位はとりたてて良いとはいえる状態ではありませんでした。聞いた限りでは、単発のコンディションアップは数回ありましたが、いづれもあまりパッとしないものでした。


     ★ 10月13日(水曜日) 

     ロシアの局(UA9USK)が5.9++で入感していました。あまりにも強力に届いていましたので、ちょっと冷やかしてみることにしました。

     3Wでコールし、帰ってきたシグナルリポートは5.9+10dBでした。アンテナは何を使っているの? アンテナの高さは?矢継ぎ早に質問がきました。わたしにとって、3Wでロシアまで届くことは当然のことなんですが、UA9USK局にとっては驚きだったようです。

     すべての質問に答え終わったところで、もっとローパワーにするので聞いてほしいとお願いし、3W→1W→0.3Wと順に落としてみました。帰ってきたシグナルリポートは5.9+10dB→5.9→5.5でした。

     0.3Wで届いた一番遠いところはどこか?と質問されましたので、LUアルゼンチナと答えましたところ「オー!!ミラクル」とユーリ(Yuri)さんは2度ビックリという様子でした。

     QSLカードと一緒に、自作リグやアンテナの資料、ホームページの”QRP”DXコーナーのプリントアウト資料等を同封して送りました。さて 何というコメントが帰ってくるか来るか楽しみです。帰ってきたら当然ホームページで紹介するつもりです。


     ★ 10月10日(日曜日) 

     先週は仕事の関係であまりワッチができませんでしたが、週末の8日(金曜)9日(土曜)は、特定の周波数にヨーロッパの局が群がっているのが聞こえていました。

     一時期落ち込んでいたコンディションが少しは持ち直したようです。この調子でいけば、今月末(10月30日〜11月1日)のWWコンテストは、少しは期待が持てそうです。

     パラグァイの局(ZP9XG)が出ていましたので冷やかしてみました。コンディションが今一の状態で4.3のシグナルリポートしか帰ってきませんでした。国内は7.8エリアの局がフルスケールで入感していました。


     ★ 10月3日(日曜日) 

     この日は日曜日でしたが、仕事の関係で会社に行くことになっていました。金曜日にVK2XT局(ビルさん)が、日曜日のコンテスト時に出るよう盛んにインフォメーションしていたのを思いだし、出勤前にワッチしてみました。

     21.293MHZでビルさんがCQコンテストを繰り返しています。確かビルさんは80歳を過ぎたOMさんのはずですが、相変わらずお元気ですね。サービスかたがた、お声をかけましたところ、一発で応答がありました。


     ★ 10月1日(金曜日) 

     ここのところパッとしないコンディションが続いています。2〜3日前からオーストラリア(VK)の局がぼちぼち聞こえ始めてきたようです。

     1日の早朝(AM7:00頃)21.290MHZを久しぶりに聞いてみました。相変わらずVK2XT局(ビルさん)が、JA局相手に次々と朝の挨拶のQSOをしているのが聞こえていました。


     ★ 9月19日(日曜日) 

     先週の日曜日(9月11日)は、まずまずのコンディションでした。ところが19日の日曜日は、呆れるほどコンディションがダウンしていました。

     21時(JST)頃ワッチしてみましたところ、クロアチアの局9A2TNだけが入感していました。そのシグナルも5.5くらいの強さで、コンディションの悪さが感じられました。

     ついでにこのクロアチアの局をコールしてみましたが、QRZも帰ってきませんでした。最悪!!


     ★ 9月12日(日曜日) 

     11日(土曜)は仕事の関係でワッチできませんでした。12日の日曜日に聞いてみますと、コンテストがあっていたようで、CQジャパーンが盛んに聞こえていました。

     コンディションは、ヨーロッパ方面が良く聞こえていましたが、コンテスト時にはハイパワー組が出てきますので、単純な比較はできません。しかし、いくらパワーを入れても、コンディションが悪いと、飛びませんし聞こえてきませんので、そういう意味ではコンディションは良好といえるかもしれません。


     ★ 9月10日(金曜日) 

     過去の経験から、コンディションは2〜3日は同じ状態になることが多かったため、この日もワッチしてみました。

     前日とはうって変わって、この日の21時(JST)過ぎにはびっくりするほどコンディションが上がっていました。ヨーロッパの各局が盛んにCQJAとコールしています。

     10Wにグランドプレーン使用のJA局が、ヨーロッパの局とコンタクトをしていました。こりゃいけると判断し、スタンドマイクの電源スイッチをオンにしました。SW(ギリシャのペディション局)を皮切りに、7N4(ユーゴスラビア)、YO(ルーマニア)の各局と楽々コンタクトができました。


     ★ 1999年9月9日(木曜日) 

     俗世間では9が7つ並ぶ時(999年9月9日9時9分)に何かあるのでは? とさしたる根拠のない無責任な情報が飛び交っていました。そんなバカなと思う反面、ひょっとしたらと思う自分が情けないんですが、無線の世界で何か異変はないかとワッチしてみました。

     ワーンという唸りにも似た信号が飛び交っています。前のサイクル22の時にも聞いたことのある状態です。コンディションが上がったときに聞くことができるヨーロッパ方面からのシグナルです。

     来てます。唸りのシグナルに混じって、ヨーロッパ方面のアマチュア局のシグナルが入感しています。この日はまずまずといった程度で、それほどびっくりするほどのコンディションではありませんでした。


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